Brussels Pride
まさか、仲間とPrideに参加する日が来るとは思わなかった。
Parade
Musicalが終わった翌週にはPrideがあり、仲間たちと行くことになった。近くのBelchickenで会ってlunchのあと、普段私はbus1本なのだが、metroを乗り継いだ。こういう行き方もできるし、metroのほうが好きな人にはいいだろう。時間もほぼ変わらない。
Central Stationに着いてみると、face paintをしていたり、flags as capesで着ている人が多かった。こんなにもrainbow flagsを見たのは初めてだ。
それからnational library下のstoresがあるあたりを見て、上がってfloatieと呼ばれるパレードモノがあるareaへ。大学のfloatieはmusicが良くなかったのでほかを探し、動き出したのでそのままmarch/paradeが始まった。
歌ったり踊ったりしながら歩いていく。曲もまあまあ知っているものが流れていたけれど、歌詞を知らないと歌えないなあと思う。
道には観客のような人たちがいた。ムードは、すべて、celebration!だった。すごいなあ、と思った。
Queer crowd
Marchを歩き終わるまでに、電車の時間がと言いながら何人か去って行き、残った私たちはboba/タピオカを飲むことに。気になっていたお店だった。Pride crowdを少し離れてみると、いかにBrussels cityが…というか、普段の世の中がstraightなのかがわかる。Prideは良かったけれど…私はqueer cultureが好きなわけでも、自分がqueerだと思っているわけでもない。まだprideになるところまではたどりついていないのかもしれない。
そうしてmusical friendsはほぼ去ってしまい、その後trans友達+その友達trans2人と合流し、気づけばこの子たちがqueer barの前でpotを吸っている横に私は座っていた。
この2人のうち、ひとりは私を見てあからさまにがっかりした顔をしていた。もうひとりからは、
"Are you with us?"
"Did you have a part in the musical?"
"What are you, an ally?"
と、聞かれる(確かに私はそう見えるだろう)。私は普段race/ethnicityを意識しないけれど、onlyであるのは間違いない、と少し感じる。
Barの前はうるさかったし、kinkだった。差別とかでなく、見慣れていないのでびっくりしてしまう。
Bar crowdを見ながら、Societyが期待するとおりだったら、この人たちの人生はどんなに楽だっただろうと思う。それは自分も含めてなんだけど…それを受け入れてしまうと、普通の人生には戻れなくなる、と少し不安になる。
私はこういうときに去るtimingを見失いがちで、友達の家に荷物を取りに行くという子と一緒に去った。
好きな音楽は?と聞かれ、jazz, Owl City, Gen Hoshino, と答える。
"Busが一部止まっているからmetroで"と言われ、と来たのと逆方向に乗せられる。歩きたい気分だったので、乗り換えず、大学を通り越して歩いて帰った。
Exploring your identity, ということになると思う。試してみて、合うかどうか、見てみる。Prideは楽しかったけど、私はうるさいのが苦手で、ちょっと違うかな、と思う。Queer cultureが好きなわけでもない…Nina Lacourは読むけれど。
そうして歩きながら思ったことは、私は今まで、いかにまわりに合わせてきたかということ。自分はいいから、合わせられるから。だけどそれで幸せにはなれなかった。自分の好きなものを知っておくこと。そうすれば同じものが好きな人を見つけられる…と、好きなものを考えながら帰った。
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