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Welcome week-2

朝、起きたくない、と思った。
ドラマを見終わって、その世界に浸っていたかった。幸せだったし、感動していた。ドラマ自体の良し悪しはさておき、俳優が可愛くて好みだったのと、音楽と世界観と、よく知らないけど作者もなんだか良さそうだったのだ。それに、夢のお告げというか、直観で降りてきたドラマだったから、とても充実感があったし、良かった。
これから数日は、読んだり聞いたりして浸るのだろう。それでいい。
数日たてば、自然と忘れる。それまでは、音楽を聴いて、泣きそうになっていていい。

Practicalities

この日はInfo sessionであった。必要なことはすべて教えてくれて、もらったものを見れば全部載っている、というAMだった。質問もした。その後、昨日聞いたcafeに行ってみたいと思い、近くにいたやつらを誘って行った。ごはんも雰囲気も良かった。気温は下がったのだけど、それでもsunglassesを持ってくればよかった、日焼け止めをしっかり塗ってきたかった、な天候だった。

午後は家に帰り、涼しくなったのでpaperworkを捗って色々こなした。Ironをかける気には、まだなれないけれど。

くだらない

Classmatesが、くだらない話ばかりしてんなあ、と不満に思い始めた。Lunch conversationsも、非常につまらなかった。
何かに対しての不満から、自分の国でもそうだよ、あの国でもこの国でも、と。私が知っていることや、くだらないと思うこと、愚痴…みたいなものを、くどくど聞きたくない。そんなことは、聞いても、何のプラスにもならない。
何に対しても、Criticalなのかな。そういう性格なのかな。

Info sessionでの質問も、そんなくだらないこと確認すんなやー自分で調べろやーと思ったし、日本の変なことを聞かれても、説明したくない。英語もあまりできない人たちなので、おもしろい会話ができない。
これが続くようならvibeが合わないかもしれない。

身分

社会人という言葉が嫌いである。
使われる文脈が戒めでしかなく、それって自分に言い聞かせているんだろうな、自分に厳しく周りにも厳しくの発想から来ているんだな、と思う。そんなことは聞きたくない。勝手にやっていてくれ、私を一緒にしないでくれ。
日本の大学に行ったことがないのだが、日本の大学生はバイトと同棲しているものとすれば、いよいよ気を引き締めなくては、と自分に言い聞かせているからなんだろうな、と背景が想像できるわけだが、にしても。働いていないと社会に意味がないわけ?私は学生生活、全然楽じゃなくて、辛かったけど?

で、それとはまた違うのだが、このclassmatesの文句批判を聞いていると、学生だから言ってられんだよてめえら、と思う。Capitalismの批判をしたり、curriculumに文句を言ったりできるのは、受け身だからである。クラスが終われば飲みに行って、わけのわからない話をして笑っていればいい。快適な暮らしである。
だけど、Programが終わって次を考えるとなれば、偉そうに言ってはいられなくなる。アメリカのclassmatesは、仕事探しにとんでも苦労していたし、capitalismが嫌でも給料は高いほうがいいし、自分が批判していたはずの組織で働きたいと思っていることに気づく。自分も問題の一部なのだ。無関係では、ない。善悪ははっきりしていないし、ひとりで変えられることも少ない。
そして、批判を聞いていて一番に思うのは、物事を作って運営している側の苦労を考えているのか!?である。こいつら合わないかもしれない、と言っている私も、何もしていないことになる。この流れは、私が変えなければ。

さらに、働いたことがないからか、Europe圏内は移動が自由だからなのか、このprogramから何を得たいのかに対しても、ふわふわしてんなあ、と思う。私もfirst Masterのときはそうだったかなあ。そうかもなあ。
自分でお金を出していて、投資だと思うからこそ、真剣になるのかもしれないね。行動しなければ!と。
働いて現実主義で悲観的になるのは嫌だなあと思っていたし、今も私は何事もやってみないと、わからない!と思っている。もちろん、勉強だけのために来ているのではないからして、生活を楽しむ。
語学ができないが故に、勉強についていくのが必死だった、という留学談をよく聞くけれど、非常にもったいないのである。

Belgium Beer Experience

North American humorやノリが恋しい。Frame of referenceが合わないので、話が通じなくて不服である。
そう感じながら家に帰ってきてhousematesと話すと、一致して楽しい。

というわけで、housematesと飲みに行った。この日階段ですれ違った子にも声をかけて来ることになったし、日本の子たちも誘ったら、なんと20歳で、なんと来た。やはり私の素性は伝わっておらず、日本人には見えない、と言われた。よく言われるけどね。でもまだ東京から来て1週間なんだよね…笑
それでもみんなで飲みに行っている私、すばらしいぜ!

いろんなビールが飲める場所に行き(大抵のバーはそういうかんじだが)、外のテーブルで飲んだ。音楽がないので静かで、盛り上がりに欠けた!笑
みんないい人なのだけど、いまいち英語が伝わらないし、ボイトレに通ったのだけどこういうときはやはり大声が出なかった。盛り上がりに欠けていても、誰も去ったり無視したりしない、これはいい人たちなのだな。

それでも、飲むにつれて、テンションは上がっていくわけで。
「Salsa partyするのかい?」と聞いたところ、
「踊れるのか?上手いのか?踊れておもしろい男がモテるんだ」
と熱弁される。 弱肉強食の世界だそうで、おもしろく、高い声で笑った。
こんなに高い声が出るんだなあ、私。こんな風に笑ったのは、久しぶりだなあ。
その後家に帰り、地下室でテキーラやシャンパンを持ってきて、ゲームをしながら続けた。ベルギービールは度数が高いので、私はもう飲まなくてもよく、あまり飲まなかった。

みんなで出かけて、飲んで、笑って。時には踊って。 こういうの久しぶりだなあ、楽しいな、I missed this と思った。
翌日にも、響かなかった。

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