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Stand.FM, 始めました!

"人がきっかけでいい流れに乗るような気がする"、と言われてから2週間。
忘れたころに、ある人と出会い、きっかけがあってStand.FMを始めました。

私はラジオが好きで、高校受験あたりから、かなり聞いてきた。アメリカ留学前は、ラジオパーソナリティになりたいと思っていた。
アメリカに行ってから、Podcastやってみたら?と言われたことは何度かあったけれど、配信する内容もないし、当時は自己肯定感も低かったので、私が喋ったところで需要もないと思っていた。今のように誰でもYouTubeやPodcastをする時代でもなかった。

パーソナリティにはならない(局に縛られて移動ができないので)と決めたあとも、第2地元(と呼ぶ)に住み続けている友達や家族が、毎週聞いてくれるようなコーナーや番組を持ちたいなあ…とは思っていた。
とはいえ、ラジオも本を出すことも、私にとっては二の次の夢で、一番は「ラジオや本の仕事が入ってくるような大物になること」。喋ることや配信することが好きで、ついやってしまう…だったわけではなかった。

勝手に動く

だから、今がタイミングだった、ということだと思う。
気が向けば、勝手に動いてしまう。Stand.FMをやっている人(複数)がいて、聞いていたので、Stand.FMって何ぞや?どうやって始める?機材はいる?海外生活喋ってる人もいる?ベルギーにもいる?と、調べた。
機材はいらない。BGMは機能で使える。ベルギーの人は見つけられなかった…ってことは、とりあえずその話はできるってことだ。

声が残るのはいいかもしれない(私に何かあったときのためにも)。アメリカ留学中にNewsletterができたらいいなと思っていて、近況を聞きたいと言ってくれた後輩もいた。けれど、数年後、毎週両親(別々)にメールをするようになるまでは、そういったこともできないでいた。
Podcastにできるのもいい。声には感情が乗るし、写真を載せてもいいし(それはこっちでやってもいいんだけど)、外で録ってみてもおもしろいかもしれない。

と、そこまで来れば、名前は何にしよう、何の話題なら喋れるだろう、と書き出す。匿名にするか、ほかのmediaとつなげるか、家族友達に公表するか(私の家族は、私の発信をすべて知らない)、こちらとの住み分けをどうするか…考えは止まらない。
そうしていると、うずうずしてきたので、早速録って編集して投稿した。これぞ、"意識は先、行動は後"だった。

上達するもの

去年、コミックエッセイを描いて、元同僚に読ませていた(元同僚のことを描いていたから)。
コミックエッセイの描き方本を読んで勉強したのだが、"画力よりもとにかく始めること!"と書いてあり、腑に落ちて始めた。描いているうちに、これはどうやってやるのか…と調べ、その機能が使えるようになる、というわけで、試行錯誤でやっていた。誰かに見せることにも、慣れていった。

だから、今回も、とにかく始めることが重要だとわかっていた。
やってみると気づくことがあって、修正する、別のやり方を試す。そうすると、短期間だけどいつの間に上達していて驚いた。

  • 声が通らないときは…ボイトレで習ったWarm-upをやって、響きを意識して喋ってみよう。

  • 息が入ってしまうので、スタンドに立てて距離を取ってみよう。

  • 結論を先に言ってみよう。

  • はて、切り取り編集しなくてもよくなったぞ。

という具合に。そして、喋ることが前提となると、話題を探すようになり、気分が乗って歩きながら喋ってみる(ぶるぶるは人口密度が低く、まわりの人は聞いていない)ようにもなった。

  • 喋ることが浮かんだら、メモしておく。Ideasの出し惜しみはしないことにしよう。

  • 頻度は週末にしよう。ベルギーのこと(お役立ち情報)と私自身のことを喋ろう。

  • 録った後は、summaryを作り、聞き取れないかもしれない単語(固有名詞)を書いておこう。

  • 予定は立てておくけれど、気の向くままに喋ろう。

そうして私は、喋る人になった。

楽しい

1回目こそ、喋れるじゃん…と驚いたものだが、やってみると、話せる話題なら、いくらでも話せることに気づく。
これはdebateのときもそうだった。"4-5分喋るというのは、心配しなくても、普通にみんなできることなんだよ"、と言われたものだ。

聞くことの授業・研修で、"途中から聞かなくなる"とか、"最初から全然聞いていない"役の人と組んだことがあるのだが(話を聞くのは大事だよと教えるために)、私はそういう場面で相手がちゃんと聞いてくれなくても、話しながら楽しくなってしまい、笑いながら話せたのだった。
今はしないけれど、だれかに説明する自分を想像して、どう説明するか考えるのが好きだった…なんなら自分が喋ったのを聞いているだけでも楽しいのであった。笑

というわけで、聞いてみてくださいね。

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