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カメラライフの新章開幕!

挫折を繰り返しながら辞めなかったこと、がいくつかある。
すごく長い間やってない時間もあるから、他の人から見たら「辞めたんだな」って見えると思うのだけど、本人的には嫌になったわけではないので「寝かし中」くらいの感覚。
そういうものに突然ブレイクスルーが訪れることを編み物の経験から知っている。(がそれはまた別のお話)

昨年、いよいよ再始動のタイミングだなと感じたのが「カメラ」だった。
なぜなら、私には「アンティーク」という軸ができたからだ。
撮りたい被写体が決まったから、はじめ時じゃないかと思ったのだ。

コレクションしているアンティークはいつか手放すときがやってくる。
革命や戦乱を乗り越え、さらには国境を越えてうちに来てくれた奇跡を写真に残したい。

挫折を繰り返しているだけに独学は諦めた。もうこの際、後戻りできないくらいのところまで一気に走りたかった。それにやっぱり見て講評してもらいたいし。

ということで物撮りの授業があるphotographyコースを探したところ、某ファッションの学校で全16回のうち3回物撮りがあるPhotography速習コースを見つけた。

2022年10月~2023年3月までの約半年間は、自分の人生にまだこんなことが起こるんだ、という驚きの連続だった。40代半ばでもまだ、初めて経験する感情があることを知った。
ずっと写真のことを考えていたし、「表現」と格闘した。とても贅沢な時間だった。

あまりにも非日常的な日々だったので、卒業してから急に日常に戻ったら「あれは夢だったのでは?」感が強い。
そんなときは授業内で撮った写真を見返してみる。


卒業制作で仲間と取り組んだ「フード撮影」
あちこちやり直したい…けれど自分の新たな扉を開いてくれた大切な1枚

高額な授業料を払って結局何ができるようになったのかを考えると憂鬱になるけれども、それでも最近雑誌を立ち読みしていると「このライティング流行ってきてるのかな」などと自然に思ったりしているので、少しは違う「目」になったのかも知れない。

少なくとも、もう受講前の自分ではないことだけはわかる。

今の自分でできることを地道に積み重ねていこう。

#photography #物撮り #フード撮影
#写真 #カメラ #Nikon   #D610  


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