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お金が無限に刷れるというMMT理論という激しい妄想について


最初に言っておきますが
お金は無限に刷れません。


お金は無限に刷れません(笑)
MMT理論をいう輩が取りつかれる妄想です。

言い換えると政府の借金は国民の資産だから
いくらでも、お金は刷れるんだというアレな主張ですね。

MMT理論では、経常収支が黒字なら
お金はいくらでも刷れるんというウソを言ってますね。

まあ、表現としては正しいといえば正しいのですが
実は本質的に誤った表現なんです。

何がウソかというと、お金が商品の一つだという
大前提が、まるでわかってないんです。

お金も生産され供給が増えれば、増えるほど
その価値が下がりやすくなり
逆に生産が減れば、価値が上がりやすくなります。

なりやすくなるというのは、お金の生産量だけでなく
需要の問題もあるからです。

普通の商品と変わりません。

たくさん生産しても、消費する人が多ければ価格は上がるわけです。
逆に、生産を減らしても、消費する人が少なければ、価格は下がります。

MMT理論でお金が刷れるという根拠は
経常収支の黒字ではなく、お金そのものに商品的な価値があるかなんです。
経常収支の黒字というのは、お金の価値が高くなることにつながる
からという思い込みと妄想で言ってるんです。

きっと受け売りで、MMT理論を誰かから聞きかじって
伝言ゲームに、なってるんでしょうね。
最初にMMT理論を提唱した人は、お金の商品的価値について
きちんと言ってるはずですから。

実は私こそ、元祖MMT論者なんです。
 あなたより100万倍詳しいです(当社比)


MMT理論みたいなことは誰でも思いつけます。
但し条件があります。

経済学ではなく、会計学を知ってる事です。
ですが簿記2,3級程度で構いません。
会計学というか、複式簿記の初歩的かつ基本的な考え方を
政府の財政、経済運営に当てはめてみるといいだけです。

MMT理論が言っている、政府の借金は、国民の資産という考え方は
複式簿記を理解している人なら簡単に理解できます。

政府の会計も、国民の会計も、会計単位は別々でも
連結すれば、相殺して、チャラになるから問題ない。

お父さんが子供に100万円貸しても
子供はお父さんから、貸してもらった100万円の資産があるから
家族で見れば貸し借り無し
だから、お金はいくらでも、子供に貸してやればいいというわけです。

ここで、いう子供とは、国民の経済活動ですね。
お金は誰かが食べたり、燃やしたりしない限り消えませんからね。
中央銀行が刷ったお金は誰かが、必ず持ってるというわけです。

MMT理論を聞きかじっただけの人はここで勘違いしてるんです。


大事なことはお金も商品なんです。
違いは持ち運びが便利で、何とでも交換可能で
只の情報なので、電子記録にもできてスマホにも入ってしまう
すごく便利な中央銀行が発行する特殊な商品券だということです。

百貨店なんかが発行している商品券は
どうやって価値が維持されてるのでしょうか。

発行した商品券の額に見合うだけの
担保としての資産を確保しているんです。

今はやっている、ポイントなんかも
同じだろうし、仮想通貨のステーブルコインで
主流となっているものは同じような方式を採用しているはずです。

普通の商品券は担保がきっちりあって、価値が維持されるわけなんです。

MMT論者は、聞きかりじなので、ここがわかってない。

政府の借金は、国民の資産だからではなく
資産に商品としての価値がないとだめだという点です。

なんで価値が大事かって、商品だからです。
腐ったり、壊れたりして、誰も欲しがらない使えないものは
ゴミですから、そんなもの誰も欲しがりません。
いくらお金を刷っても、誰も使わないという事です。
子ども銀行券は、なんで誰もお金として使わないのかという事です。

中央銀行がいくらお金を刷れても、価値がなければ
誰も使わない、只の子供銀行券と同じです。

中央銀行が印刷する、特殊な商品券のお金は
どうやって価値が維持されてるのか?

昔は普通の商品券のように裏付けがある
金本位制と言って、貴金属である金(ゴールド)を担保に
していましたが、今は信用なんです。

価値があると皆が信じているから、価値があるんです。

お金は特殊な商品なので、普通の商品のように消費するだけで
消費者は欲しがったりしません。
信用があるお金は所有することが目的となったりしますね。
通帳の中で、価値を保存できるんです。

担保となる信用って何と言われると
お金を刷る中央銀行のある政府を運営する
国民が、お金と何かを交換できる魅力的な商品やサービスを
生み出して、まずは提供できるかです。

まずはというのは、今、提供できても
今後というか未来に、提供できないと見られれば
信用は失われてしまうという事です。

信用はお金の価値を決めます。
お金でどれだけの商品やサービスと交換できるか
それこそが、お金の信用度です。

政府の財政論と一体になった
MMT理論で一番大事なのは、刷られたお金に価値があるか
ということなんです。

お金の信用がなくなり価値が低下して
保てない場合は政府が借金をして中央銀行にお金を刷らせれば
お金の価値は下がっていきます。

刷れば刷るほど、お金の価値がなくなっていく状態を
通貨安(円安)とか、インフレ(物価上昇)とか言います。

政府の財政は、お金に価値があって
はじめて成り立ちますから、そうなると借金はできません。

MMT理論はオワコンです。
(信用がなくなり、円安、インフレだから)


MMT理論はオワコンと言うより、MMT理論というなら
政府がお金を使って、サービスを提供するためには
借金を返済させ、お金の希少価値を高めたり
価値のあるお金と交換したくなるような、魅力的な商品やサービスを
生みだし、お金の価値を維持しなければなりません。

企業と同じですね、自社株買いをしたり、イノベーションを起こして
新商品や新サービスを開発したりするわけです。

MMT理論自体はお金の信用を高めたりして
お金の価値を上げてくれたりはしません。
MMT理論には、お金の価値を高めていき
維持できているならばという大前提があるのです。

では 〆

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