日記 4月1日〜9日

＊＊＊
1日

仕事が激務。
新しいバイトの教育を2ヶ月ほどやっているのだが、仕事覚えが悪く、それでもなるべく怒らずにどうしたら覚えられるのかを考えてやっていたのだが、嘘をつかれる事が多すぎて心が折れる。きつい。
教えたのに教えてもらってないと言う事はほぼ毎回。シフトを見てなくてレジ交代に来ないから呼びに行ったらシフトに書いてなかったと嘘をつく。嘘をつかれる事がありすぎてしんどい。どうしたらいいかもうわからない。
疲弊して風呂をスキップして早寝。

＊＊＊
2日

休み。
早起きして婦人科にピルを買いに行く。
買いに行くも前日の疲労でICOCAを忘れて現金で切符を買う羽目になる。疲れると物忘れが酷い。
2年前から多胞性卵巣症で生理不順のため、低容量ピルで生理をコントロールしている。飲んでいるのは避妊目的のピル、ラベルフィーユだが主治医曰く「避妊だけじゃなくて生理周期を整える事で不妊治療しやすくする事が出来る」との事だったので服用している。

生理周期が安定すると心構えが出来るので本当に楽。生理が数ヶ月ダラダラ続く事もなくなったしいつ来るか不安になる事もない。生理前の躁鬱はまだあるけど、「今生理前だわ！」と思えるからめっちゃ楽。これが普通なんだろうね…

ピルを買いに行った後、夕方美容院へ。
刈り上げのベリーショートにしてもらう。
1番短いところで3ミリ。思い切った。
毎年うなじに汗疹が出来てつらいので先月汗疹対策に刈り上げたのだが、先月よりさらに短くしてもらって大満足。
帰り道に刺身を買って漬けにして、作り置きにキーマカレーを作る。
その夜も早寝して10時間眠った。

＊＊＊
3日

1日の日にも書いた新しいバイトが品出しを「品出ししました！」と言っていたが実はやってなかった事がわかり絶望する。2ヶ月くらいやらせてるのにやってなかったのか。一体何ならやれるんだ…と思って心が折れる(2度目)
商品の場所がわからないと最初の1ヶ月は聞きに来ていたのだが、最近は覚えてきたと言って聞きに来なかったので覚えられたのだと信用していたのに何故…
どうしてあげるのが正解なんだ。
近所にツバメが帰って来ていて癒される。
毎年ツバメを観察するのが楽しみなので今年も近くの巣を観察しよう。

＊＊＊
4日

お客さんからレモンジャムを貰う。
普段優しくしてくれているから…と言われて嬉しかった。
頑張っていたら誰かが見ているのだ。
夜、帰宅してリングフィットアドベンチャーを再開して下半身強化のトレーニングをやる。
膝と腰が痛むので筋肉をつけて防いでいくのが狙いだ。
動けるデブで在りたい。

＊＊＊
5日

めっちゃ忙しかった！！！ほんまに！！！
ずっとレジ、ずっと走りっぱなし。
やらなきゃいけない仕事も溜まりに溜まり疲れる。
あんまり記憶がない。
こんな記憶がなくなる事ある？ってくらい仕事の記憶がない。
夜、彼氏と話し込み風呂スキップ。
今週2度目だ。

＊＊＊
6日

休み！！！予定があるのに前日風呂スキップしたので早起きして朝シャワー。
メイクして、楽しみにしていたライブを観にライブハウスへ。インディーズミュージシャンのライブ。
耳を悪くしてからライブハウスに行く事を避けていたのだが、どうしても生音で聴きたくてライブへ。
耳栓しても良いかを事前に問い合わせていたので安心して観れた。
終演後、演者の方と話して音楽を好きだという気持ちを思い出す。
耳を悪くしてから音楽を聴く事が苦手になってしまい避けていたのだが、私はやっぱり音楽が好きだしライブハウスが好き。

お目当てのミュージシャンの方(実は彼氏の友達)とライブハウスを出た後、彼氏も合流してご飯へ。
そこでも音楽の話をして楽しい夜を過ごした。

＊＊＊
7日

桜花賞。だが仕事。
予想するだけ予想して出勤。
本命9番・アスコリピチェーノで応援で7番・スウィープフィート(武豊が好きだから)を100円ずつ買う。
結果はダメでした！！！！
でも本命は2着だし…ほんま競馬っておもしれーよな！！
夜はお花見メニューを家で食べながら桜花賞のレース動画を見ながら反省会。
鬱の気配を感じて風呂スキップ！！！
早く寝たいのに眠れず息苦しい中布団に潜り、啜り泣く。寂しい。フラッシュバックに苦しみ、家族が欲しいと1人で泣いた。

＊＊＊
8日

前日の夜中から大鬱が来て苦しむ。
身体がだるい。頭が重く文章が書けない。不意に涙が出そうになるのを堪えて頑張って働く。
ただただ寂しいという気持ちだけが自分の頭の中を支配している気がする。
その上酔っ払ったお客様から「お姉ちゃん、おっぱい大きいな！」と大声で言われて泣きそうになる。
確かに私は胸が大きいがそれを声に出して言わなくても…と思い悔しくなる。
女性らしい見た目でありたくない。いっそのことナベシャツとかで胸を潰して生活したいけど、何故心ない事を言う人間の為に私が自分の身体を嫌いになり悲しまなくてはならないの？

やっぱり家族が欲しい。自分の帰る場所が欲しい。同棲しているけどそうじゃなくて、ちゃんと家族になりたい。結婚は私の家族がややこしすぎてハードルが高いけどパートナーシップ制度なら組めないかなぁと考える。
私は兵庫県に住んでいるのだが、4月から兵庫県がパートナーシップ制度を導入したのでいいなぁと思う。
彼氏に提案したいけれど、勇気がなく落ち込む。

＊＊＊
9日

何も予定を入れない休日。
昼過ぎまで布団でゴロゴロして、お腹が空いたので卵を焼いて食べる。
身体が重たい。希死念慮も自傷願望もなかったがとにかく何も出来なかった。このnoteも下書きのままずっと保存していた。
昼食を食べてから夕方まで少し眠り、やっと動ける状態になったので仕事帰りの彼氏と合流しイオンへ。

気になっていたSokko-beautyのパック。

イオンが出したSokko-beautyというレーベルのパックを購入。パルチミン酸レチノールにビタミンC誘導体配合で30枚入って1100円は安い。
正直言ってシートの質はあんまりだが配合されている成分が好きな成分なので企業努力に脱帽。これから毎日使ってみようと思う。

帰り道、「今日何も出来なかった」と、嘆いていると彼氏が「鬱は心の風邪！風邪ひいてしんどい時に動いたり出来る？無理でしょ？だから今は休まないとダメだよ」と言ってくれて感動する。
鬱と10年以上付き合っているのに忘れていた。
「死にたくなったりせず、腕も切らなくて良かった」とまで言ってくれた。
私達はしばしば自分の心と向き合うにはという事を話し合うのだが、今日もそれをしてくれて本当に嬉しかった。
この病気は自分の心と向き合うしか治療法はないのかもしれない。
本当の意味で彼氏は鬱病に理解があると思う。
寄り添うよりも鬱の時でも自分の心と向き合わせようとしてくれる。
忘れがちな事を教えてくれる彼氏とこれから先も一緒に生きれたらそれは素敵な事だと思う。