認知を拡大させるには?
自社の情報が広まるような施策を心がけよう。
それが効果的なのはもう分かってるよ!
どうやればいいかわからないから困ってるんじゃないか!
そうお悩みかと思います。
そこで今回は、どうすればネット上で情報が拡散されるのか?
その原理や仕組みからご紹介していきます!
バズる方法は存在しない!?
そんな簡単に口コミなんて増えないよとお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、その通りです。昨今話題になっている「バズる」に関して、驚くべき事実が判明したのはみなさんご存知でしょうか?
ペンシルベニア大学のジョナ・バーガーとキャサリン・ミルクマンは数年に渡り「バズる」という仕組みを分析しました。その結果、、、
「バズるのに最も重要なのは感情的な情報だということは分かった。だが、それはバズったコンテンツ全体の7.47%しか説明できなかった。」
つまり、バズったコンテンツの92.33%は何が原因でバズったのかわからないということなんです。
(Berger, Jonah. (2011). Arousal Increases Social Transmission of Information. Psychological science. 22. 891-3.)
言い換えると、どんなコンテンツがバズるかは全く不明ということになります。では認知を拡大する方法は全くないのか?と思いますよね。
もちろん「確実な」方法はありません。
じゃあ何をやっても無駄かというと、そういうわけでもありません。
私たちは、少しでも効果のある方法をためし続けるしかないのです。
ではどうすれば認知が広がるのか?まずは、人が情報を拡散したくなる状態に持っていく大きな流れについてご説明させて頂きます。
情報を拡散したくなる大まかな流れ
Step1 商品/サービスを使うと問題が解決される、良い気分になる
Step2 その体験から、これからも使い続けたいと思う
Step3 友人や周りの人にもオススメしたくなる
この流れを生み出すことができれば、自然と口コミが増えていきます。
要するに、口コミをするまでに重要なのは”UX” つまり、ユーザーが感じる体験が重要になります。この流れを生み出すためには、まず「使っていて楽しい、良い思いができた」と感じさせる必要があるということです。
では具体的にどうすれば人は「良い思いができた」と思うのでしょうか?
簡単な方法から難しい方法まで様々ありますが、今回は最も効果が大きいものを先にご紹介していきます。
それは、”購入後も付加価値を付け加え続ける”という施策です
そんなの基本じゃないか!改めて紹介するまでもないだろ!と思う方もいるかと思います。ですが本当に”付加価値”について理解していますか?モノからコトの時代になっているのに気づいていますか?
時代はモノからコトへ
今や商品は溢れかえり、コモディティ化したと呼ばれる時代になりました。
良い機能を搭載してもすぐにコピーされ、”独自のプロダクト”と謳える特徴はなくなってきています。つまり、ただモノを生産するだけでは見向きもされなくなったのです。
現代ではその商品自体(モノ)ではなくその商品が生み出す体験(コト)に価値を見出しているのです。
これは言い換えると、”顧客一人一人の人生に寄り添ったコンテンツ”を提供するということです。
では具体的にどんな企業がどう取り組んでいるのか?ご紹介していきます。
モノからコトに取り組む企業
Casper Sleepというユニコーン企業はマットレスを直接販売するDtoC(顧客に直接販売するビジネスモデル)の企業です。
このCasper Sleepはただマットレスを販売するだけではなく、睡眠やWell-beingに関するコンテンツを提供したり、健康について書かれた雑誌を発行したり、ユーザーが商品を買う以上の価値を提供できるように取り組んでいます。
このようなコンテンツを提供することで、Casper Sleepでマットレス(モノ)を購入することで、睡眠の質や健康(コト)を見直すことができるのです。これが、”顧客一人一人の人生に寄り添ったコンテンツ”を提供するという”コト”の付加価値になります。
今では様々な企業がSNS戦略に乗り込んでいますが、ここまで考えた上でSNSを使っているでしょうか?ただ役に立つ情報ではなく、自社が出している商品・サービスを使用したその先の価値を提供できているでしょうか?
資金と時間の浪費にならないよう、未来を見据えた上でSNSやコンテンツ制作をしたいなら我々CURAに一度ご相談ください。
ただ、こんなことをやる資金なんてないよ、もっと簡単にできることはないの?と思いますよね
減らすべき6つの負荷
そこで誰でも簡単にUX(ユーザーの体験)を向上させられる6つの減らすべき負荷をご紹介していきます。これらの負荷を取り除けるかどうかで、UXも変わってくるので取り入れれる箇所から取り入れてみて下さい!
①時間的負担:ある行動を完了するまでの時間を減らす
サインインや会員登録をするなど、ユーザーに促す行動は各々お持ちだと思います。その時間が長かったり手間が多いとユーザーはすぐに目も向けてくれなくなるのです。
実際に、マサチューセッツ州立大学がインターネットで動画を見る際にどれほど待てるのか?を調べたところ、こんなことが分かりました。
「2秒たっても動画の再生が始まらないとユーザーが離れ始め、それ以降は毎秒5.8%のユーザーが離脱していく」
(10日間かけ、670万人を対象に2300万本の動画について視聴状況を調べた)
現代では”人の集中力は金魚より低い”と言われるくらい情報過多の影響を受けています。そのため、時間がかかるものは価値がないとみなされるようになってしまいました。この事実に気づけない企業は生き残っていけません。
どうしたら時間をかけず、スムーズに取り掛かれるかを考えるようにしましょう。
例) Googleでサインアップできる、登録する際に迷わず操作できる
②身体的負担:結果を得るために必要な身体的労力を減らす
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