ふり返りの言語化で_経験を資産に変えるチャレンジ

かき乱された思考を自分の資産に変える、という挑戦

仕事とは全く関係ない場所で、
金銭的な対価は発生しないボランティアで、
でもなんだかすごく面白そうだ!という役割があった時、
そこに時間を使うかどうか。

私の場合、「金銭以外の資産」が得られるかどうか、が判断の結構な割合を占めます。(もちろん、予想しての判断になるのでハズレもあり。)

ここで、これまで私が考えていた「金銭以外の資産」というのは、いわゆる「新しい知識」とか「新しい経験」とか「新しいネットワーク」みたいなもの。

でも、とある体験をきっかけに、考えを変えました。

それは、「自分の思考を刺激し、かき乱してくれる経験ができるかどうか」が、何よりの経験であり、その後の自分の資産になるのではないかということです。

私がこう考えるようになったきっかけは、8月10日にあったひとつのイベントに、運営スタッフとして参加したことでした。

ちょうど一週間前にそのイベントが終わり、主催者とスタッフで打ち上げをし、いろんな人の、いろんな思いを一気に浴びました。

そしてその後、次々とSNSに上がるスタッフ陣の感想やふり返りコメントを眺め、時には自分もコメントを返したりしている中で、まとまりきらないけど「これきっと忘れちゃいけないやつ!」という思いや感情がぐるっぐると回りはじめ、仕事中でも勉強中でも育児中でも関係なく、頭をつつくようになってきてしまったわけです。

これはもう、きちんと整理整頓しないと集中できない!
とPCに向かったのが今。

そして、その時にふと、「自分の思考にとことん向き合って、言語化しなきゃ!と、追い立てられるような経験って、これまであったっけ?」という疑問が出たのでした。そして、答えは「ない。」でした。

基本的に前のめりな行動派なので、ふり返りが弱いこと(そんな暇があれば次に行きがち)、そしてふり返りの言語化はさらに弱いこと(そこに時間を使うなら、とりあえず動いて考えようとしがち)を自覚しています。

だからこそ、今年はそこを変えるべく、ふり返りと言語化を定期的に行うことを自分に課していますが、それは自分で決めた課題をこなす感覚で、今感じている、自分の内側から「やらなきゃ!」と押し動かされるような感覚は全くの別物。

仕事も家事も育児も忙しくて、その隙間にやると決めた勉強だってままならない現状。にもかかわらず、「今のこの思考は、できるだけ新鮮なうちに味わい尽くさなきゃ!そのためには、時間を使ってでも言語化して残すしかない!」という心の声。自分でも「なんでそこまで?」な気持ちがあります。

でも、きっと今はこの気持ちに従うのが正しい。

今回の経験をふり返り、自分が何を考えていたのか、他者の行動や発言で何を感じて何を考えたのか、そして自分はこれからどうしたいと思ったのか。

今、本当に少ない可処分時間を使ってでも、この作業はやっていくと決めました。

正直なところ、これ1本(1300文字ちょっと)を書くのにも、ああでもないこうでもないと悩み、自分ですっきりする表現を探して、合計すると1時間以上試行錯誤しました。このペースで、今の自分が抱えているぐるっぐるの思考をどこまで言葉に落としていけるのか、不安だらけです。

でも、健康的な生活と仕事に支障がない範囲で、やっていこうと思います。

トップ画像にある「猛牛サポーター日誌」の謎は次号で!!






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