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リモートワークで仕事漬けにならないための工夫

オフィスで働いていると、「何時から○○」という約束事がけっこう多い。会議だったり、来客だったり、同僚とのランチだったり。

思えば、会社員として働いていたころの私は、人の話を聞いてまとめるのが仕事のようなところがあったので、Outlookのカレンダーはいろんな約束で埋められていて、集中したい1人作業用には、ダミーの予定を入れるくらいだった。そして、そんなびっちり埋まった予定表が好きだったりもした。

「2時から打ち合わせだから、それまでに明日の会議の資料を仕上げちゃおう」、「お昼までにこの入力すませて、心置きなくランチしたい!」とか、他の人との約束を、自分の仕事をサクサク進めるための機動力にかえていたものだ。

ところが今。フリーランスとなって、一つの仕事をみっちりとやる(故に他人との約束がとても少ない)状況になると時間のやりくりが下手くそになってしまった。ダラダラとやるのではない。(作業時間と成果物の質がきっちり評価されるので、ダラダラやろうものなら、自分に返ってきてしまう。)私の問題は、休みを削って際限なく働いてしまうということだ。

極端な話、トイレに行くのも面倒になり、お昼ごはんも適当に済ませ、ひたすら仕事仕事仕事… でも、そんなに辛くない。(むしろ、どんどん進められる方が嬉しい。)在宅ワークwith kids期間中に、早起き習慣がついたので、「よし、この早朝時間に仕事前倒ししてやって、今日は夕方早めに終わろう」なんて思ったところで、結局夕方も保育園のお迎えギリギリまでやる始末。なんなら、お迎えから帰宅後も、「気になるからもうちょっとだけ」とかやっちゃったりする。

流石に、このままではいかん!と気づき、試行錯誤。自分なりにスケジュールを組んでみたり、時間を区切って休憩するようにしてみたり、工夫はしたけど、あまり効果はなかった。意思だけで自分を制御しようとしたって、そりゃあ無理でしょう、という話なのである。(意思ひとつでできれば、とっくにできてるはず。)

約束の時間で、仕事にメリハリをつける

そこで、私が頼ったのが、会社員時代にもお世話になった約束の力。

といっても、仕事的に誰かと打ち合わせをしたり、ということではない。ランチの約束も、リモートワークかつまだまだ感染対策に気が抜けない状況だと、なかなか難しい。だから、作った約束はこんなものたち。

1)12:25からのラジオ英会話

ラジオ英会話を聞く、という自分との約束だけでは、絶対に続かない自信があったので、(努力目標としてではあるけれど)友人に宣言して外の目を入れた。もともとプライベートで、目標を決めてそれに向かって頑張るための小さなグループを作っていて、それを利用させてもらう形で約束を作った。まぁ、やらなくても何もペナルティはないのだけど(自分がどう思うかだけ)、ええかっこしぃな私の場合、宣言しておきながら全然やらないのはかっこ悪い… となって、きっとやるだろうという目論見だ。

これが見事功を奏し、4月からほそぼそと聞いていたラジオ英会話が、6月は100%視聴(&テキスト確認)を達成! 12:25というちょうど良い時間なので、ラジオ英会話を聞きながら、ランチの準備をしたりと、うまく休憩につなげる流れも作ることができた。

2)オンラインヨガSoelu

Twitterで知ったオンラインヨガSoeluは、先月末に初めて、まだ4日目。でも、これはすごくいい!と感じたので、ここに挙げてしまう。というか、このテーマでnoteを書こうと思ったきっかけは、Soeluの仕組みが、私のリモートワークの時間管理問題にぴったりハマったから、といっても過言ではない。

Soeluとは、その名の通り、オンラインで受講できるヨガレッスンを提供しているサービス。ヨガマットとネット環境さえあれば、初心者でも自宅で気軽にヨガができてしまうというものだ。

私はTwitterでSoeluを知ったのだが、そのときにいいなと思ったポイントがいくつかある。

・レッスンは30分(60分のものもアリ)
・早朝(5:30)から深夜(23時台)までレッスンあり
・空きさえあれば、直前でも予約可能

この手軽さは、今の生活に簡単に取り入れられそうだった。リモートワークで運動不足は心配していたし、30分という程よい時間の休憩をいれることもできる。

ということで、先月末にトライアルを開始し、試してみて今日で4日目。朝に仕事を始め、ランチとラジオ英会話のルーティンが終わってまた仕事に向かう際、午後のレッスン状況をチェックする。そして、だいたい15-16時台のレッスンで強度が合ったものの予約を入れてしまう。そうすることで、自動的にその30分は仕事をしない、という予定になるわけだ。「そこまでに終わらせよう!」と午後のちょっとダウン気味な調子に気合を入れられるし、実際に30分仕事から離れて運動することでめちゃめちゃリフレッシュになった。自宅でオンラインなので、準備時間は2-3分もあれば十分なのも最高だ。

ここで大事なのが、面識がないとはいえ、インストラクターさんに「参加します」という意思表示(=約束)を送っているということ。これがあるために、「やっぱやめて仕事しよ~」とはならず、きっちりと約束までの時間に集中ができる。(もちろん、キャンセルはできる仕組みだけど、やると決めた以上体調不良でなければ受けますとも!という謎の使命感も湧くタイプ)

まだまだ試行錯誤のリモートワークだけれど、仕事ばかりという時間の使い方をやめ、メリハリがつきつつある。オンラインのコワーキングスペースや、ウェビナー参加などもちょっといいかも?と思ったりしているので、今この転換期にたくさん出てきているサービスやイベントをうまく使って、新しい働き方と生活を作っていきたい。

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