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「ちょっとだけ仕掛けておく」仕事術

オンとオフの切り替えはちゃんとしたい。
そう思っていても、頭の片隅に仕事がチラつくことが多々ある。

人によって、その理由はさまざまだと思うけれど、私の場合、「その仕事をちゃんと進められるか不安」な時 が大半だ。

新しい仕事にはじめて取り掛かるとき。
進め方は知ってるタスクだけれど、初めての分野なので、今までの手法が使えるかちょっと不安なとき。
専門外の領域がターゲットなとき。
進行中案件だけど、何かしらの壁があり、進め方を試行錯誤しているとき。

いずれにせよ、なんらかの "未知" がある時、ちゃんと仕事を進められるだろうか?という不安が、チラチラと頭の中で瞬くのだ。
言い換えれば、未知であるが故に、その仕事を進める自分がイメージしにくい、ということもあるだろう。

だから、多少なりとも不安を取り除くことで、ちゃんとオフに気分を切り替えられるはず。

そう気づいたことにより、このゴールデンウィークにちょっと試してみたことがある。
それが、気になっているタスクを「ちょっとだけ仕掛かり中」状態にしておくという仕事の進め方だ。

GW真っ只中の5月3日。


2日に仕事をしたら、あとは3連休という暦通りの稼働スケジュールを組んでいたけれど、それをちょっとだけ変更して、3日に1時間ほど仕事をしてみた。

たかが1時間、されど1時間。
この1時間作業したことで、連休明けにやらなきゃいけないタスクがどんなもので、どんなアプローチで作業をすればいいか、ざっくり目処がたったのだ。

おかげで、その後はすっかり気持ちが楽になり、「よーし、あとは完全に休み!」と切り替えられ、仕事でPCに触ることは一切なかった。

単純ではあるけれど、私のようなタイプの場合、この1時間があるかないかは、心穏やかに休日を満喫できるかどうかを大きく左右するらしい。
「休みはちゃんと休む!」というのももちろん大切だけれど、私の場合、「残り23時間は身も心も休みに捧げる、そのために必要な1時間」なのである。

オンとオフの切り替えが苦手ならば、いっそのこと、オフの予定だった時間の一部分だけをオンに使ってみる。

仕事の裁量が自分にあるフリーランスだからこそ、そんな柔軟な仕事の仕方をしてみてもいいじゃないか、なーんて気づきを得て迎えた今日はゴールデンウィーク最終日。
実はこの前も、30分ほど、週明けの仕事の仕込みをしたばかり。
だからこうやって、心穏やかにnoteが書けるというわけなのだ。

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