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ミラーニューロン

テレパシー、以心伝心、虫の知らせ、リーディング、憑依、シンクロニシティ、呪い、、、

多くの人にとってこれらのものは、
何か特別な、非日常のものだと考えられているところがあります。

が、
実は驚くほど日常的に、どんな人にも起こっているのだと認識させられる本に出会いました。

「支配されちゃう人たち」

最近ハマって、Facebookでも紹介している心理カウンセラー大嶋信頼さんの本です。

私はこれまで、心理学、神経生理学、脳科学(多少)、身体論、スピリチュアル、意識のこと、波動のことなどを多角的に学び、探究してきましたが、
それらを凌駕するような(より解像度が上がるような?)斬新な理論がここで展開されてます。

前に紹介した、遺伝子コードや知能の高低差の話然り。

この本で話題になってるのは「ミラーニューロン」です。

ミラーニューロンは、発見されてから時は経つけど、それほど研究が進んでいないらしい。

この本では、大嶋さんが催眠療法の臨床で見えてきた「ミラーニューロン」の正体が書かれています。

ここでいうミラーニューロンとは、
「脳のネットワーク」のことです。

私たちの脳は、無線LANのようにつながっていて、普段「無意識」にお互いの脳の情報のやりとりを常にしているといいます。

ミラーニューロンで起こっているケースを書いてみると、
◯自分が尊敬する人のことを意識していると、その人の脳を真似てだんだんその人みたいな状態になっていく。

◯近くにいる誰かがあくびすると、自分もあくびが出てしまう。
◯口うるさい親の元で育って「こんな親にはなりたくない」と思っていたら、自分も口うるさい親になってた。
◯「この人みたいなパフォーマンスがしたい」と意識していると、だんだん同じようなパフォーマンスができるようになってくる。

ここまでは、学術的にも言われているミラーニューロンの働き。
大嶋さんの本に書かれている「ミラーニューロン」のケースは、ちょっと怖い😅

◯親のストレスを子どもがストレス処理係として受け取って、無気力になっていく。

◯身体がだるくて動けない、鬱っぽくて何もできない、という女性の夫、側から見るとニコニコしてて優しく奥さんの面倒もよくみてくれる。
が、溜まったストレス解消で、奥さんを脳内で虐待していた。妻が動けなくなったのは、ミラーニューロンで夫の脳内アタックの影響を受けていたから。

→これ、「まさか」っていう話ですが、
大嶋さんは、実際に夫に「奥さんを脳内で暴力してませんか?」って聞いたら、「なんでわかったんですか??実際にしてるわけではないから問題ないと思ってました」という回答があり、それをしないように言ったら、奥さんの状態が回復したということでした。

そういう実際の臨床の話がたくさん紹介されてました。

◯他にも、親や先生が心配するがためにかけてくる暗示で子どもは本来できることでもできなくなってしまう、とか。
→ミラーニューロンは、無線LANのようなものだから、物理的な距離があっても影響を受け取るので、離れたら大丈夫っていうものでもないみたい。
◯不安になる、イライラする、死にたい、などの感情が自分の脳みそから湧いてくるものだと思っていたら、実は他人の脳につながって流れてきていたものだった、とか。

「エンパス」とか「HSP」とかいう言葉に馴染みのある人にとっては、「それってミラーニューロンの働きが活発ってことなんだ」っていうのがよくわかると思います。

ミラーニューロンのスペックが高すぎるゆえに(つまり敏感)、子どもの頃他人のストレスの影響を受けすぎちゃうと、辛いのでミラーニューロンをどんどん切断してしまうんだと思います。
(大嶋さんは、2:6:2の法則で、上の2割の人のストレスを下の2割の人が受け入れてると解説されてます)。

ミラーニューロンは脳のネットワークだから、それを切断していくと一体感から遠ざかって孤独になります。

ミラーニューロンは、繋がり方に問題があると(上手く言えないけど、無自覚で無防備だと、という感じ?)、常に他人からのストレスを受けて不快感にさらされてしまうので辛いのです。

だからと言って、ミラーニューロンそのものをフリーズさせると、孤独が強まる。

繋がりが強かった時に他人から受け取っていたストレスで脳が壊れてしまったというのが、精神疾患、人格障害、発達障害につながっていると思います。

それで応急処置としてフリーズさせてしまうと、今度は孤独になる。
大嶋さんによるとミラーニューロンは時空を超えてつながるもの、ということなので、つまり見える世界だけでなく、見えない世界との繋がりも切れてしまうってことになるかな。

人によっては、
人間同士の方は切断して、
見えない世界(と自然界)のつながりだけはある、という人もいて、
そういう人は「ワンネス(一体感)のない霊能者」みたいになってる氣がする。←めちゃくちゃ多い。

わたしは、子どもの頃はそんなにミラーニューロンハイスペック組ではなかったと思う。

そこそこ高めではあったけど、今周りにいる「超ハイスペック」な人たちに比べると、学校が嫌ではなかったから。

そして、15年前ぐらいからやり始めたこと(感情解放、脳幹活性、ヴィパッサナー瞑想、お祈り、身体の聴覚開発、体幹整える、菌活、など他にもいろいろ)によって、ミラーニューロンの働きが活性化されてきました。

そうすると、生きるためにプラスになることはたくさん増えたけど(見えない情報のやり取りが見えるようになるので)、一方で急に周りの人のストレスをたくさん受け取るようになって、身体もメンタルもしんどい〜っていう時期がここ4年ほどありました。

エネルギーの循環として、なんとなくそういう仕組みが働いてるのだと感じてはいたけれど、
そこまで意識化はできてなかったので、ちょっと無防備だったなぁと。

今、時代の流れとしては、
「ミラーニューロンのスペック上げていこうね」ということが求められていると思います。
ミラーニューロンが、ワンネスへの道であり、叡智とつながるってことだから。

過去にミラーニューロンに苦しめられてきた人たちは、ミラーニューロンそのものが悪いのではなく、ミラーニューロンの使い方、繋がり方が問題だったということじゃないかと思うんです。

もともとハイスペック組の人たちは、実はそれがあなたの強みだったんだよ、ということで、「ミラーニューロン🟰自分を苦しめるもの」ではないってことに氣付いて欲しいんです(上から目線ですみません)。

それから、まだそういう記述を見つけてないのでわかりませんが、
大嶋さんがおっしゃっている「潜在的知能指数」と「ミラーニューロンのスペック」は、同じことではないかと思います。

自分にとって最適なミラーニューロンのつながりになるための方法として、大嶋さんはブログや本でいろいろ紹介されてます。

前に紹介した「遺伝子コード」もその一つです。

この本で紹介されている「心よ」の問いかけもとてもいいと思ったので、またシェアします。


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