【研究進捗ツリー】中央アジア諸国(キルギス共和国)の政治的契機に際する社会的防衛

最終更新日:2022年12月17日

1.研究要旨


1-1.研究背景.
キルギス共和国の諸革命に際して、治安当局は機能を低下させ、忠誠的態度を喪失・再形成する。

1-2-1.研究目的.治安当局の政権に対する忠誠的態度の喪失・再形成の過程、1-2-2.組織自立性の確保を目的とする治安当局の正統性の確立手段を特定する。

1-3-1.問題意識.治安当局の忠誠的態度と実力行使の影響、1-3-2.市民の支持態度が治安当局に及ぼす影響、1-3-3.治安当局が市民の支持を獲得する手段は何か。

1-4.研究課題.治安当局が忠誠的態度を喪失・再形成する政治的要因は何か。

1-5-1.研究仮説.中央アジア諸国のクーデター防止装置の脆弱性、1-5-2.複雑な利益構造による治安当局の純忠誠的態度、1-5-3.治安当局の支持獲得の手段が不確定であること、1-5-4.反対派の正統性と支持基盤、国家観の共有、

1-6-1.研究上の問題点.政治過程は非公開の部分が重要だが、権威主義体制では広範囲に及ぶ。1-6-2.政変時は治安当局が分散し、属人的な説明や自発的な組織役割が重要となる

2.研究進捗

2-1.警察組織の大幅な改革と比較して、内務省の改革が限定的ではないのか。

①本研究の一般化に必要な認識の枠組みは何か
②警察改革の国際支援での最適な枠組みは何か

①中央アジア諸国における治安機関の役割の説明
②旧ソ連諸国との警察組織のガバナンス比較
③安全保障分野を研究する上での枠組み


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