小満(しょうまん)
『小満』
毎朝、繰り返し歩く道のりに僕の心や目、
足は飽きていた
何も変わらない毎日
何も変わらない繰り返す作業
何も変わらなく繰り出される言葉
すれ違う顔は僕のように飽きた顔に見えた
単調に毎日を送る、僕は成長しているのだろうか。
飽きてきた心に小さな不安が光る
歩き慣れた道の途中で公園がある
そこに生えている草木は色を変え、
形を変え、大きくなっている
目に見える形に
1つの目的のために彼らはその姿を変えている
光を浴び、栄養を取り入れ
大きくと……目的の為に『飽きる』なんてない
繰り返しのものだが、
それは必ず積もり、大きく結果として表れる
その姿は僕の心に何かを残していく
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