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Rー1グランプリ2021感想

こんにちは、耕作です。

今回はRー1グランプリ2021の感想について書いていきます。

今年から、大幅にルールが変わっていろいろ思ったことがあるので、それについて書いていこうと思います。ちなみに、完全ネタバレなのでまだ見てない方は引き返しのほどお願いします。(こんな記事読む人が見てないとは思わないけど)


①優勝者 ゆりやんレトリィバァについて

ゆりやんさん優勝おめでとうございます。
総じて思ったのが、ゆりやんさんのキャッチーなフレーズを広げるのがめっちゃくちゃ上手いです。自分も明日から「ちゃうねん」ってワードが使いたくなります。
The Wの時もそうでしたが、一つのワードをここまでひろめれるかとも思いましたし、一個一個どんどん世界に引きずる感じが、めっちゃくちゃ面白かったです。

二本目のネタも、銃口にやられましたね。一本目のネタと全く違う構成で、ちょこちょこ愚痴も入れつつ、世界感に力づくで引きこむ感じ。見ている間は面白かったけど、終わってみると、なんだこれって余韻を感じてました。視聴者を完全に度外視したネタだからこそ、これぞゆりやんって思いました。

個人的にはZAZYさんが一本目の勢いのまま優勝するのかなと思いましたが(自分はZAZYさんので笑い転げたので)、途中で発生したノイズを完全に消す事はできず、一歩及ばなかったのかなと思いました。
その点ゆりやんさんはさすが決勝4回目というべきか、2ネタとも完璧に仕上がってました。

優勝するべき人が優勝したんだなと思いました。

②Rー1グランプリ全体の感想

毎年そうだったかは覚えていませんが、2時間は短すぎると思いました。ネタ→得点→ネタ→得点で、ネタ後の余韻や審査の緊張が全く感じれず、敗者の扱いも雑に感じちゃいました。

せっかくテレビに出れたというのに、しゃべったりアピールしたりする間もなく終わっちゃった人もいて残念だったです。

なかなか難しいと思いますが、せめて2時間半はほしいなと思いました。

今回から審査員7人になり、得点制、芸歴10年以内などかなりMー1に似た構成になっています。
得点制になった事で誰がどのような評価をしているかがわかりやすくなったので、短い時間でもなんとなく納得できるようになりました。
ただ、Rー1は1人以外のルールがないので、審査員一人一人の考えも聞きたかったのですが、時間の都合で聞けて一人だけ、人によってはコメントなしの人もいました。

あとは、最後のゆりやんさんの1本目の再放送いるのかなと思いました。アレよりは総評が聞きたかったです。

こういうことからも時間はもっと欲しいと思いました。

③ルール改正について

・10年目以下について
毎年同じメンツが決勝に行くのを防ごうとしてできたルールと思います。
マンネリや優勝しても三浦マイルドさんみたいになりそうな人ばかり決勝に行くので、盛り上がりに欠けそうと自分は理解しています。
レベルが上がったか下がったかでいうと、自分は変わらなかったと思っています。
若い人ばっかりだったので、ネタの構成がしっかりしていて、初々しさがある。ザコシさんやななまがり森下さんのように一周して、やばいネタをする人がいないこともあり、場が荒れることなく終わった感じがしました。(ゆりやんさんがいたわ)

・審査員について
一新して良いメンバーになったなと思いましたが、Rー1なのに落語家いなくなったのはどうなんだろう。
あんまり審査員がコメントする時間がなかったので、今回の審査が良かったか悪かったかはあんまりわからなかったけど、全体的に思ったことは点数甘くないかなと思いました。
2番手のZAZYさんで90後半が何人もいたので、見ててこれはやりすぎじゃないかなと思ってました。
Twitterの配点5点は過去の審査のウエイトに比べ物凄く小さくなったけど、5点の配点は絶妙と感じた。視聴者と審査員のギャップも見れて、かつ結果に反映しそうな最低限の点差と思ったからです。

以上、ありがとうございました。

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