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自己効力感を育てる。特別じゃなくても、学びはある。

連休中に息子としゃぼん玉遊びをしました。
それが思いの外、楽しくて。
とてもいい気づきも得たのでシェアします。

結論から言うと、
5歳はまだまだ特別なものは必要なくて
身近なもので遊べる。遊び倒すことができる。
そして親はきっかけを用意すればいい。
子供は勝手に学んでいく。
ということです。

息子にしゃぼん玉の道具を渡しただけで
すごい集中力を発揮して
どうすれば大きなしゃぼん玉が作れるのか
試行錯誤する様子がとても頼もしくて。

何度も何度も繰り返す様子は
モンテッソーリ教育でいうところの集中現象だなぁ。と
とても嬉しくなりました。

材料は100円ショップで買ったしゃぼん玉液と(500ml)
壊れた虫捕り網の針金で作った輪っかに布を巻いただけ
(針金に布や毛糸を巻くとシャボンの膜が作りやすい)
家に針金ハンガーがあれば作りやすいです。

それだけなのに。たったそれだけなのに。
特別な時間になりました。
息子がとってもいい顔をするので
一眼レフカメラを出して撮影もしました。

とても撮れ高が良くて、私も楽しくて大満足!

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息子が集中してる顔、
えいっとしゃぼん玉を作り出す時の顔、
シャボン玉ができて嬉しそうな顔、
いろんないい顔をするので、これはちゃんと撮りたいと思って
「カメラ持ってくるけん、ちょっと待っとって〜。」
と息子のそばを離れて戻ってきた。
その、ほんの数分の間にも
「大きいのいっぱいできたんで!」
「こうやってね、手は動かさん」
「風でできる」
「こうやって、下から上にすると大きいのができる!」
とか、自分で見つけたコツをたくさん教えてくれて。

おお、ちゃんとわかってる。学んでる。
私が何も教えなくても
自分で試行錯誤して分かったんだね。
素晴らしい。

と。心の中で思ったけど
今考えたら、ちゃんと言葉で伝えられたらもっとよかったな。

本当に親はきっかけづくりだけで、遊びを用意するだけで、
学ぶのは子供自身で。自分自身じゃなきゃできないのかも。
教えるのと、自分で発見して知るのとは全然違うから、
いつもこうやって、自分で学べる環境を私は「タネまき」と呼んで
やっていきたいのだと改めて気づけた。

大きいしゃぼん玉を作れることが将来何の役に立つのか。
とか、そういうことじゃなくて。
何かを達成するために
試行錯誤する、何度も挑戦する、集中する
できた!を繰り返す
もっといいものを作り出せる
習熟されていく。
自分のものにする。

取り組む内容は
しゃぼん玉でも、縄跳びでも、けん玉でも、なんでもよくて
この試行錯誤と達成を繰り返すことが
これからも何かを成し遂げようとする時の力になるし、
味わった達成感が、困難にも立ち向かえる原動力になると思うのです。

だから、これからも何度でもこういう経験をすることが大事。
自分ならできる!という自己効力感を育てていくことが大事。
その手伝いを私はもっともっとしたい。

翌日「しゃぼん玉の雪を作りたい!」と言い出した息子。
なんのことだかわかりませんが、
やる気になっていることがいい!
またやろうー!
雪の日のしゃぼん玉遊びも面白そうだね。

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最後の写真は、私のカメラを使って息子が撮ったしゃぼん玉。

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