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こどもを元気にすること

引き続きこちらの本を読んでいます。


前回の記事はこちら。

10人の偉人の生き方と、幼少期のエピソード、
親の関わりが紹介されています。

この本の中で「子育てしない子育て」とは

子供を育てる時に
「この子を自分の思いどおりにしよう」としないこと

とあります。

読んでみると、
信仰心が厚く、菩薩のような母たちが多い印象です。
また、貧乏で大変な思いをしているはずなのに
そんな印象を子供に与えない。
生活を楽しく豊かにする知恵を持っている。
子供の気持ちを一番に尊重し、
やりたいことを応援してくれる。
そんな共通項がみえてきました。

偉人の母たち、普通にすごい。今の私とは大違い。
どうしたらそんなふうにふるまえるんだろう。
そうやって読んでいく中で一番響いたポイントがありました。

人を元気にするベストスリーは「感謝」「笑顔」「賞賛」である。
たとえば、子どもが洗濯物を雨が降っていたので
取り込んでくれたとしましょう。
「ありがとう」を言いながらの笑顔、そして
「本当によく気がついてくれた。取り込んでくれて嬉しい。」の賞賛。
「感謝」「笑顔」「賞賛」を浴びせると相手はすごく元気になるらしいのです。
逆に「感謝」の反対の「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」
「笑顔」の反対の「不機嫌」
「賞賛」の反対の「アラ探し」を浴びせ続けると
相手は無口になり、不機嫌になり、ひいては反応しなくなる。

私・・これだ・・・
不平不満、愚痴、文句・・・・
このままではいけないと思いました。
同居を始めてから、ずっと無表情だし、
目立たないように生活してるし、
子供の前で夫にキレる。
でも「もう怒るのをやめたい。」と何度も思いながら
そういう環境にいるんだから出てしまう・・
という言い訳で繰り返してきた不満や文句。

でも偉人の母たちは今を感謝して、
できることを精一杯していたんです。

たとえば、野口英世の母は貧しい境遇で
夫はお酒ばかり飲んで働かない。
そんな状況でも
「貧しい家に婿に来てくれただけでありがたい。」と
不満を漏らさずに、精一杯働いたとありました。

今の時代に合わないと言えばそれまでですが、
そういう親の考え方や姿勢は
子供が見ているもので、野口英世も母と同じように
『いつ寝るんだ?こんなに勉強・研究する人を見たことがない!』と
言われるほどに学問や研究に没頭したと書かれてありました。

変わらないといけないのは私だ。
不満を言う前に「助けて」と言えばいい。
笑顔で「ありがとう」と言えばいい。
(↑自分ができなかったから、自分が悪い。
相手にやらせてしまって申し訳ない。
と言う反省の気持ちが強いから
笑顔でありがとうが言えない。)

それは、「なんでも自分でできないといけない。」
という呪い。

4人兄弟で両親が共働きで幼少期に甘えられなかった。
自分のことは全て自分でしなければいけなかったから
心と体に染み付いている、人に頼れないという呪い。

「子供が元気ならそれでいい」と思えること
「健康な生活が何より幸せ」と感じられること
今の生活が十分幸せだと感謝すること。

毎日思い出して、心に刻みたい言葉として残りました。
「感謝」「笑顔」「賞賛」

人に迷惑をかけてはいけないという思いが強すぎて
人と関わることを避けてきたけど変わりたい。

息子には自分とは違う、人に好かれる明るい人間になって欲しい。
だから、自分がそうならなきゃ。
変わらなきゃ。

今回はまとまりなく、だらだらと思いを書き出してしまっていますが
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

かわるためのヒント!何かコメントに寄せてくだされば
嬉しいです。おすすめの本とか。

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