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そしてバトンは渡された


 本作は、2019年の本屋大賞を受賞した累計発行部数130万部超のベストセラー小説を映画化。女子高生の優子(永野)はわけあって料理上手な義理の父親・森宮さん(田中)と2人暮らし。いっぽう、夫を何度も変えて自由奔放に生きるシングルマザーの梨花(石原さとみ)は、ある日突然、愛娘を残して姿を消してしまった…。2つの家族の物語が交錯し、タイトルの本当の意味を知ったとき、極上の驚きと最大の感動が訪れる。

昨日の金曜ロードショー
なんとなく観ただけだったのだけど
感動してしまった🥲

三人の父を持ち、二人の母をもつ優子

普通なら複雑な家庭環境にグレたり、僻んだりするかもと想像するが、
なんのなんの多少のイジメにも笑顔でかわせる
素直な女子高生に育っている。

本の世界だから、映画のフィクションだからではない、
すばらしい人間の可能性を感じた。

家族や親子の定義に血のつながりなんか関係なく、
愛が降り注いでいること。
これがすべて

このバトンとは 大切に優子を育てることだけでなく、
誰かを全力で愛することを脈々と繋いでいくことを表している。

人間だもの、時には捻くれたり、僻んだりすることもある。
でも愛されていることを感じたら、感じることさえできたら、
笑顔にもどることができる。

それが人間だよって感じました。

ただただ愛を分かち合うことをやり続けたら、どんな世界になるのか
ワクワクしてきました❣️

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