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脱レースイメージ/2007.09.08

脱レース。
当時は自転車レースにドーピングが大きな影を
落としていた時代。
他のスポーツよりも歴史は長く深いもの。
当時はそこからの脱却を図っていたんだな。

確かに今でもドーピング以外のスキャンダルで
レースに関わる選手が糾弾されることは
少なくない。
もちろん、芸能人と呼ばれる職業も。
それに付随した商品とかサービスもその
一点だけで大きな大打撃を受けます。
商品やサービスに全く問題がなくても
そのイメージと連想されて。

もちろんクライアントさんにもその知名度や
イメージを利用して広く伝えたい、
売りたい気持ちもよく理解しています。

もともと自転車は免許も要らず誰でもが
楽しめる道具。
もちろんヨーロッパでは移動手段ではなく
余暇を楽しむ道具の一つ。
そこまでレースに集中的に投資しなくても
経営は成り立ちます。

それでもレースに求めるもの。
それはやはり「イメージ」です。
重要なレースで勝った自転車には
当然だけど注目が集まる。

まさに「もろ刃の剣」。
スポーツ自転車はそういう部分の要素を全面に
出してきただけに弱い部分が露見しました。
当時はだからこそ「脱レース」でした。

あれから色んな意味でレース以外の
プロモーションも進んだなと思います。
それでもまだイベントやレースが一番
伝わりやすいと思っている要素も
国内では多め。
ヨーロッパを模倣するのをそろそろ
止めませんか


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