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モノ作りヒト作り/2007.08.29

仕事柄、多くの生産現場を見させてもらってます。
もちろん、そこには学ぶべき点が沢山。
普段なら完成した商品しか見ませんが作る過程は
とても興味深いのです。
むしろ作る現場には興奮すら覚えます。

自転車って実はほとんど「日本製」だった時代が
あったのです。
食べ物ですら今は輸入品も多い時代。
でも、素材から国産で製作に関わったのも日本人。

その頃はさすがに先輩達の仕事なんですが
それでもその時代の記憶を伝えてもらっているので
その時代のワクワクは今の日本とは別なんだろうなと
改めて感じます。

そんな時にいつも感じること。
タイトルにあるようにモノを作ることは
それに関わるヒトも作っていると痛感しています。
作るのは機械かもしれないけどその機械は
人間が設計していますし。

日本がやってきたことはまさにヒト作り。
作り手が見える商品。
なんだかそんな商品が少なくなっています。
これからAIはもちろんそういう部分を
機械やシステムが補完してくれるでしょうけど
モノづくりの基本にはヒトの考えとか思考が
骨幹を作っていかないと改めて感じます

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