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サドルの快適性/2007.08.12

自転車のサドルにまたがってお尻が
痛くなったことありますか?
恐らく一般の自転車ならほとんど無いかも。
スポーツ自転車なら一度は経験するあの痛さ。

実は私はありません。
確かに若い時代に300キロを一晩で走ったら
腰には疲れを感じました。
当たり前か。
でも通常の走り方だと痛くありません。

スポーツ自転車を始めた方に多いのは
圧倒的に
「お尻が痛くて・・・」
ですね。
もちろんサドルのカタチにも向き不向きは
ありますが多くの場合、乗り方。

普通の自転車はまさにイスに座るように
全体重の中で上半身中心にサドルに
体重をかけています。
だからサドルは厚め。

でもスポーツ自転車は上半身をハンドルと
サドルに対して体重を「分割」しています。
だからハンドルに手と腕を使って体重を
かけています。

つまりお尻には上半身で座っているのではなく
ペダルを漕ぐ時に「腰を安定」させている。
一般自転車のように座らなく「腰を置いている」。

だからこそあんなに小さいし先端は少し尖っています。
これを購入時にきちんと教えてくれる自転車屋さんは
当たり前ですがとても親切。

慣れてくると痛みに慣れる

それは無い間違った乗り方ならずっと痛い。
逆にそういう人向けに少し大きめの先端が丸いサドル。
一見良さそうですね。

でも今度は脚の方に問題が出てしまいます。
そういうサドルは内ももが擦れて激痛。
こっちも慣れれば?
いやはや皮膚も柔らかいので指先のように
固くなって終わりではないのです
スポーツ自転車のサドルのカタチはとても
進化しています。
もちろんお尻のカタチとサドルのカタチには
相関関係ありますがそれでも形状としては
そこまで変わりません。

それよりもサドルは人間の体重をさせているので
長い間に乗り続けると変形していきます。
そっちの方が気になるところ。
こっちは新品に変えればいいだけですが

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