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楽天市場SKUプロジェクト移行後のCSV登録テスト【登録しやすい工程を考える】
楽天市場がSKUプロジェクトで仕様が変わったのは良いけれども
CSVの仕様も大きく変わってとてもやりづらい…
何が出来て何が出来ないのか自分がやりやすくなるようにテストしてみた
楽天市場の旧仕様のCSVファイル名
商品データ: item.csv
選択肢データ: select.csv
カテゴリデータ: item-cat.csv
登録用CSVファイル(旧)
旧CSVデータの項目ごとの(楽天内の説明)
※楽天にログインできる人のみ見れます(クエビコ確認用)
item.csv
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000034706
select.csv
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000034704
旧仕様では、SKUと言う概念は無く、ネクストエンジンやクロスモールなどでの在庫連携の時に
商品番号 + 項目選択肢別在庫用横軸選択肢子番号 + 項目選択肢別在庫用縦軸選択肢子番号
(例) Tシャツ 赤 Mサイズ
商品番号 : tshirt (item.csv)
赤 : -red (select.csv)
M : -m (select.csv)
tshirt-red-m
となるように旧仕様では3つの項目が合体する事で1つの在庫連動のコードとして登録されていました。
SKUプロジェクトのCSVファイル名
商品データ: normal-item.csv
カテゴリデータ: item-cat.csv
商品データ削除: item-delete.csv
登録用CSVファイル(新)
SKUプロジェクトのCSVのデータの項目ごとの(楽天内の説明)
※楽天にログインできる人のみ見れます(クエビコ確認用)
normal-item.csv
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000046287
item-delete.csv
https://navi-manual.faq.rakuten.net/item/000046288
新しいCSVでは選択肢用の select.csv は無く normal-item.csv の1つのCSVで登録するようになりました。
旧仕様は 先頭のコントロールカラム に n、u、dを入力する事で、新規、更新、削除を判断していましたが
SKUプロジェクト移行後は削除する時は別ファイルで対応する事で、間違えて消してしまう…と言うミスを経験対応になったようです。
SKU入力
SKU管理番号のに入力となりますが
ネクストエンジン等で在庫連動する場合は
システム連携用SKU番号 にも同じSKUの入力をして下さい。
tshirt-red-m
ネクストエンジンの説明
![](https://assets.st-note.com/img/1705034072313-ChdrdkRkTA.png?width=800)
楽天でのSKUの必須項目は
「SKU管理番号」
ネクストエンジンと連携するためのSKU入力項目は
「システム連携用SKU番号」
楽天を管理するための項目と、ネクストエンジン等で連携するための項目は違うので注意!
★検証★
【検証1】SKUプロジェクト移行後にitem.csv、select.csvで登録できるのか
(旧)
item.csv
item01.csv
※ファイル名の後に数字の追加は大丈夫です。
(新)
normal-item.csv
のファイルをFTPで ritem>batch フォルダにアップ
![](https://assets.st-note.com/img/1705047468754-xAvocCT3Cz.png)
(新)
normal-item.csv
のみが、インポートが開始されフォルダから消えて
(旧)
item.csv
item01.csv
は開始されずフォルダに残ったままになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1705047570514-4KSBoiErW4.png)
SKUプロジェクトに変更後は旧仕様のcsvではアップが出来ません。
【検証2】SKUプロジェクトのCSVで新規登録で必須はどこの項目があればいいか
【新規・更新でも必須】
・商品管理番号(商品URL)
【新規必須】
・商品管理番号(商品URL)
・商品名
・ジャンルID
・SKU管理番号
・販売価格
・在庫数
▼ここからは必須とは書いてないが記入しないとエラーになる
・カタログID (又は カタログIDなしの理由)
・商品属性(項目)1
・商品属性(値)1
・商品属性(項目)2
・商品属性(値)2
・商品属性(項目)3
・商品属性(値)3
【更新時必須】
・商品管理番号(商品URL)
更新時は 商品管理番号(商品URL)と更新したい項目だけでOK
【検証3】Yahoo!も同様だが、101|102|103 色|サイズ|生地 と言うバリエーションの登録のしかたはやりづらいのでオプション部分を別で登録出来るか
バリエーション項目キー定義
101|102
バリエーション項目名定義
色|サイズ
バリエーション1選択肢定義
赤|青|黄
バリエーション2選択肢定義
S|M|L
と、設定した物をバリエーション項目選択肢に
色: 赤 サイズ:S
色: 赤 サイズ:M
色: 赤 サイズ:L
色: 青 サイズ:S
色: 青 サイズ:M
色: 青 サイズ:L
色: 黄 サイズ:S
色: 黄 サイズ:M
色: 黄 サイズ:L
と言うようなバリエーション各項目毎の設定をする事が出来る。
Yahooの場合は
バリエーション項目選択肢の部分を登録すれば
自動で定義の部分も反映されるので片方だけ登録すればよいが
楽天の場合は、
定義を消したらバリエーション部分も消えるのと
定義を登録しないとバリエーション登録がえらーになる
とてもメンドクサイ仕様だ…(涙)
【検証4】選択肢が無くても1行で登録できなくなったのでどこの項目で分割してとうろくするのがやりやすいか。
(旧)CSVでは
メインの商品データ = 1行
選択肢のデータ = 選択肢の数の行
と2つのデータに別れていましたが
(新)CSVでは
商品登録用が1枚のCSVになり
メインの商品データ領域 (商品説明や画像)
在庫管理しないオプション (ラッピングや熨斗等)
SKUごとの価格や在庫 (単品もバリエーションもここ)
の3つの項目に別れています。
選択肢がある場合も、無い場合も、商品のSKUごとの価格は緑の領域に記入されるので、1行のCSVにはなりません。
![](https://assets.st-note.com/img/1705073078022-K6ievBl0EW.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1705073157349-QLbmuqVTAn.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1705072110676-XK8bLFXDUv.png?width=800)
※画像は一部項目のみのイメージです。
【検証2】に記載の通り、SKUや価格も必須項目の為
青アップしてから緑をアップ…と言うように項目ごとに区切って登録する事は出来ません。
手順
1.商品コード・商品名・価格・説明・画像ファイル名・選択肢の一覧を作る
2.選択肢あり、選択肢なしでシートを別ける
3.1行で作成する (バリエーションありの場合も無しで仮作成する)
![](https://assets.st-note.com/img/1705073956784-oJwZbtY84L.png?width=800)
4.緑の領域全体をカットし一番下に追加する
5.A列の「商品管理番号(商品URL)」も同じ行の物をコピーして下に追加する
![](https://assets.st-note.com/img/1705074281945-98fK2sALOR.png?width=800)
6.A列の「商品管理番号(商品URL)」を軸に小さい順でソートする
![](https://assets.st-note.com/img/1705074496194-Inl6MiNx82.png?width=800)
7.単品登録用のデータが出来るので、FTPでアップする
8.正常にアップが出来たら、楽天から商品データをDLする
9.「商品管理番号(商品URL)」とバリエーションだけのデータを作成し更新する
![](https://assets.st-note.com/img/1705074747058-3gs0hzonTn.png?width=800)
商品説明や画像等、必須では無い項目などは、一旦必須項目だけで仮登録し、項目ごとに更新すると、やりやすい場合があります。
あとがき
バリエーションがある場合は以前よりとてもやりづらくなった感じはしますが、仕様を統一する事でテンプレート化が出来てやりやすくなります。
商品登録のご相談はクエビコまでDM下さい!
自分用検証途中メモ
— クエビコ🛒Shopify商品登録エンジニア (@cuebko) January 12, 2024
楽天市場SKUプロジェクト移行後のCSV登録テスト【登録しやすい工程を考える】|クエビコ CUEBKO | Shopify商品登録設計屋 @cuebko #note https://t.co/avQmRtnj3S
私に焼肉食べさせてください🤤