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MUSIC LIFE 80's

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about 80's Music... ファントマ、ミュートマ、SONY MUSIC TV、ベストヒットUSAで形成された“昭和40年男”が、80's洋楽の紹介、レビュー、記事な… もっと読む
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#80smusic

あれから40年・・・

アルバム「シンクロニシティー "Synchronicity"」の発売40周年を記念して、7月26日にCD6枚組のスペシャル・エディションが発売されるポリス(The Police)、オリジナル発売時のトレーラーがYouTubeで公開されている。 そのポリスのフロントマンは、みなさんご存じのスティング。 本名はゴードン・マシュー・トーマス・サムナー。熱帯雨林の保護活動家、国際的な人権保護運動家という側面を持つ。 1951年10月2日イギリス・ニューキャッスルの牛乳屋の家に生まれ

ドモアリガット…

「ドモアリガット」 80'sフリークなら一発でわかるこのフレーズ。 おなじみスティクス "Styx"の83年の作品「ミスター・ロボット "Mr. Roboto"」だ。 このスティクス、元々は72年デビューのプログレバンド、“アメリカン・プログレ・ハード”と評される。 プログレのバンドといえば超絶テクニックを前面に出し、凝りに凝りまくったサウンドだが、「ミスター・ロボット」を聴けばわかるように、スティクスはかなり野暮カッコよく(どういう表現だ)聞きやすくて、プログレというには

Recommended Song of the Month

今年に入ってから、自分のサイトで、毎月おすすめ曲を選んでいます。先月のBELINDA CARLISLEの「LEAVE A LIGHT ON」に続き、今月はこの曲。 ♪I'VE BEEN IN LOVE BEFORE | CUTTING CREW 全米No.1を記録し、日本でもスズキ カルタスのCMソングに使用された大ヒットデビュー曲「(I JUST)DIED IN YOUR ARMS(邦題:愛に抱かれた夜)」につづくスマッシュヒット。 私はやっぱりヘンなのか、ひねくれてい

米英ロックやんちゃ列伝

やんちゃなロックミュージシャンにまつわる大好きな話をふたつほど。 「ジョン・ボン・ジョヴィに似ている」と言われブチ切れたり、モトリー・クルーに決闘を申し込まれたり、数々のやんちゃなエピソードを持つ、ガンズ(Guns N' Roses)のアクセル・ローズ、ある年のMTVアワードでの話。 楽屋の外での受賞式前のインタビュー、話の流れでストーンズ(The Rolling Stones)の話になり、本当は大好きなのにサービスもあったのだろう、思いきりイキがって「ジジイはもう引っ込

ふられた気持

70年代から80年代数々のヒットを放ってきた、みんな大好きあのデュオが空中分解、修復不可能に・・・ 昨年11月「ベストヒットUSA」に出演したダリル・ホールは「彼(ジョン・オーツ)とは別々の道を歩むことにした」「彼はあくまで仕事のパートナーだった」と話していた。 あれだけ仲が良く見えたホール&オーツがこうなるとは・・・ 80年代の人気絶頂の頃、顔を合わせるたびケンカをしていたティアーズ・フォー・フィアーズが、歳をとってからすばらしいアルバムを作り、仲良くやっているというの

建もの探訪

殿下(PRINCE)の曲で私が一番好きなのは「POP LIFE」。マドンナの時と同じくやっぱり変わってるかな? 殿下といえば、こんな記事が・・・ この滞在イベントの主催は、あのウェンディ&リサ(WENDY & LISA)だって。 殿下のお家は1987年に建てられた「ペイズリーパーク」。生まれ故郷であるミネソタ州の最大都市ミネアポリスにある。 殿下お気に入りのペイズリー模様にちなんだ名前だが、レコーディングスタジオはもちろん、ビデオ撮影用スタジオ、リハーサルルーム、趣味の

Recommended Song of the Month

今年に入ってから、自分のサイトで、毎月おすすめ曲を選んでいます。先月のKIM WILDEの「YOU CAME」に続き、今月はこの曲。 ♪LEAVE A LIGHT ON | BELINDA CARLISLE ベリンダはゴーゴーズ(GO-GO'S)のボーカリスト。バンドの解散後、ドラッグに溺れ、過食と拒食を繰り返したが、当時のパートナーの支えなどもあり復活。86年に「MAD ABOUT YOU」でソロデビュー。 この「LEAVE A LIGHT ON(邦題:輝きのままで)

幻の・・・

80's冬の風物詩「LIFE IN A NORTHERN TOWN」でおなじみのTHE DREAM ACADEMY、全音源をリマスター収録した、7CDボックスセットが発売になったようで・・・ な、なんと、だ! 日本のみで発売されていた、幻のシングル「IN THE HEART」も収録。しかもサブスクで聞き放題・・・ 高価な中古8cmCD買った意味ねぇじゃん(苦笑) 「IN THE HEART」はハートランド・ビールのCMソング。1988年、日本のみのリリースで、7インチの

Recommended Song of the Month

今年に入ってから、自分のサイトで、毎月おすすめ曲を選んでいます。先月のDEBBIE GIBSONの「LOST IN YOUR EYES」に続き、今月はこの曲。 ♪YOU CAME | KIM WILDE “キム姐”ことKIM WILDEは、ブリティッシュ・ロック創世記の歌手MARTY WILDEの娘で、ポップからニューウエイヴ、ロックまで歌いこなす、ちょっと鼻にかかったような、独特な声がクセになる女性シンガー。 この「YOU CAME」は、1988年リリース、ミドルテンポ

保険のポスターにも見える!?

80's洋楽ラジオ番組、FMはしもとの「80'sグラフティー」、「インパクトがあるジャケットの曲」のリクエスト特集ということで、筆者が選んだのは、HOWARD JONES、1985年リリースの「LIFE IN ONE DAY」。 インパクトがあるのは、上のUK盤ジャケットでも、収録アルバムでもなく、日本盤の7インチシングルのジャケット。 ニン! 写真、文字の感じが、演歌のジャケットのようで、思わず「森進一かよ」とツッコミたくなります。 田舎の夕暮れのような背景の写真を見

Recommended Song of the Month

今年に入ってから、自分のサイトで、毎月おすすめ曲を選んでいます。最初のうちは、ベタ気味にいこうと思っていますが、今月はこの曲。 ♪LOST IN YOUR EYES | DEBBIE GIBSON 今から35年前の今頃(1989/3/4、11、18)、ビルボードの1位に立っていました。 86年のデビュー時、16歳にして、200以上の自作曲のストックを持っていた天才少女。アイドル扱いもされていましたが、レベルが高すぎ。 本人出演のビデオクリップはもちろんですが、伸びやかで、