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別冊 MUSIC LIFE 80's

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about 80's Music... ファントマ、ミュートマ、SONY MUSIC TV、ベストヒットUSAで形成された“昭和40年男”のお気に入りから厳選した記事などをひとま… もっと読む
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#AOR

Average White Band「Shine」(1980)

今回は、往年のファンからは邪道な作品と云われている名盤をご紹介します。 アヴェレイジ・ホワイト・バンド…、白人の本格的なファンクバンドとして有名ですね。「AWB」とか「Cut The Cake」とか、ソウルファンクの名盤の多いバンドです。そして今回ご紹介するアルバムは、AORの名盤としても紹介されることの多いアルバムです。ただし、プロデューサーにデヴィッド・フォスターを迎えたAOR色の濃いアルバムなんです。 デヴィッド・フォスターといえば、この当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの名

【名盤伝説】“George Benson” 元祖メロウ・ヴォイスの歌声に酔う。

お気に入りのミュージシャンとその作品を紹介しています。ジャズ・ギタリストとしてデビューするも、その歌声がAOR・R&Bファンを魅了したジョージ・ベンソンです。 1943年US生まれ、ジャズ・ギタリストの巨匠ウェス・モンゴメリーやチャーリー・クリスチャンに憧れてジャズギタリストを目指します。地元のジャズ・クラブに出演しながらチャンスを待ちますが、実は幼少の頃からシンガーとしても出演していたそうです。ただ歌えるというよりも歌もプロだったのですね。 1964年にレコードデビュー

【名盤伝説】 ”Bobby Caldwell / Heart of Mine” AOR四天王。永遠のNYダンディー。

MASTER PIECE AOR四天王ボビー・コールドウェルの日本での人気を不動のものにした5作目のアルバム『ハート・オブ・マイン』(1988)です。 ボビーは1951年USニューヨーク出身。その後マイアミに移り、様々なジャンルのバントでギタリストとして活動します。1976年にシングル「The House is Rockin’」をリリースして、その独特なソウルフルなボーカルスタイルが話題となり、その後1978年マイアミを拠点とするTKレコードと契約、1stアルバム『ボビー・

【名盤伝説】 ” Nielsen - Pearson / Blind Luck.” TOTOフリーク必携。ハードでポップなサウンドにハーモニー抜群のボーカルが聞きどころのAORな名盤。

MASTER PIECE シンガーでコンポーザーのReed Nielsen(vo.)とMark Pearson(vo.)によるユニットの3作目『Blind Luck』(1983)です。 この作品は彼らの1978年『The Nielsen Pearson Band』、1980年『Nielsen / Pearson』に続くアルバムです。 参加ミュージシャンには、ギターにマイケル・ランドウ、ステイーヴ・ルカサー。ベースはニール・スチューベンハウス。ドラムはカルロス・ヴェガにヴイ