大統領選

アメリカ大統領選挙の2、3日前のこと。

母「いよいよ大統領選、大変ね。」

僕「さて、問題。候補の名前はなんでしょうか?」

祖母「クリントンでしょ?」

僕「おー、すごい。上の名前は?」

祖母「えーっと、なんだっけ。忘れちゃった。やーねぇ。」

僕「最初に『ヒ』がつきます」

祖母「ヒ?えーっと、ヒ、ヒ・・・


ヒンディー


インドの方の人ですかね?


僕「ちがう」


祖母「

ヒミコ

卑弥呼・クリントン。

日系アメリカ人かな?


祖母「

ヒストリックじゃあるまいし

じゃあ言うなよ。

(ヒステリックヒストリーが混ざったのでしょうか?


祖母「えーっと、ヒラリーじゃない?」

僕「じゃあ対抗してるのは?」

祖母「誰だっけ。なんか、おじさん」

僕「そう。『ト』がつく」

祖母「ト・・・ト・・・わかんないわね」

僕「『トラ』」


祖母「

トラウマ・・・

なわけないわよね

じゃあ言うなって。


祖母「

トラジディー?(TRAGEDY)


・・・それは悲劇よね!

82歳にして、英単語力すごっ。

ここでふと母をみると、祖母の記憶力にイライラして眉間にシワが。

母「だからアメリカとメキシコの間にをつくる人だってば!」

祖母「

へぇー!

天才か!


「へぇー!」は祖母の口癖のひとつなのですが、このタイミングでダジャレになって飛び出すとは思いもよらず、母と僕で爆笑しました。

P.S. 最終的にすべてを笑いに変えた本人は、何がウケてるのか分からず、ただただうすら笑いを浮かべていました。




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