好きと嫌いと何も無い

ふと今日あった出来事で自分の中にある価値観的なものを知ったのでメモ代わりにまとめ。

人とか物とか色んなものに対して好きとか嫌いとかのメモみたいなのがある。メモ一枚ずつに好きが一個、嫌いが一個とかで書いてある。そのメモの量で全体的に好きとか嫌いとかが変わってくる。好きのメモが多かったら好き。嫌いのメモが多かったら嫌い。好きと嫌いは相殺できなくてどっちも増えるだけ。だから好きであっても嫌いな部分は忘れないし嫌いであっても好きな部分は覚えてる。

でも好きとか嫌いとか全部無くなって何もないになるパターンがある。自分にとっての地雷みたいな感じ。その時は書いたメモもメモ用紙も全部燃やしちゃう。残るのは燃え滓だけ。それに対して好きも嫌いも思わなくなる。ああダメだなってなる。全部燃えちゃったから挽回も何もない。今後は一生それに関わらなくなるんだなってだけの記憶になる。

どれだけ好きだったものでも一瞬で燃えて灰になる。興味も何もなくなって無になる。食べ物なら食べなくなるし場所なら行かなくなるし人なら会わなくなる。もうそれに対する心のメモ用紙がないから感情が増えることも無い。ただ燃え滓だけがそこに残ってる。

ああ、好きだったのになってちょっとだけ残念に思うけど、もう二度と好きにはなれない。

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