シェアハウスとコレクティブハウスの違いってなに?ってよく聞かれる
ちょっとこれ、シリーズ化していこうと思います。
コレクティブライファー として、コレクティブについて年がら年中いろいろ言ってる、やってるくぼです。
最近は新しいプロジェクトのこともあり、いろんな質問を受けます。
ありがとうございます😊
関心持ってもらえることがまずは嬉しいです!
なので、質問いただいたことをちゃんと文章としてまとめておきたいと思います。
Q シェアハウスとコレクティブハウスって何が違うの?
A. 大きく分けて2つ違うと考えています。
1つは、住む(借りる)部屋の様子が違います。
2つめは、管理の方法や考え方が違います。
1.住む(借りる)部屋の様子が違う
これ、どういうことかいうと、シェアハウスといえばこんな感じ
部屋に水回りは無くて、キッチン・お風呂・洗面・トイレは共有。
リビング・ダイニングも共有するところがほとんどなので、コミュニケーションが活発になるし、結構すぐに仲良くなる。(人によるけれど)
私も東京に上京して初めて暮らしたのは新御徒町のシェアハウス。
そこでのメンバーは今でも連絡を取り合う、東京で一番最初にできた友達。
一方、コレクティブハウスは、住む部屋に水回りがすべてあります。
完全に独立した部屋なので、普通の賃貸と見た感じ一緒です。
ただ、部屋以外にも使えるスペース(以下、コモンスペースと呼びます)
があるのが、シェアハウスと似ていて違いが分かりにくいところ。
くぼが務めている株式会社コプラスでは、コモン付き賃貸という暮らしと
コレクティブハウスという暮らしを提供しています。この違いについても次の機会に説明していきます。
シェアハウスの部屋には水回りはないけれど、コレクティブハウスの部屋には水回りがある、ここが大きく違う1つ目のPOINTです。
Qシェアハウスとコレクティブハウス、何が違うの?
A2.管理の方法や考え方が違います。
管理の方法・考え方、それはシェアハウスによって違うはずです。運営者がだいたいは決めていくので、サービスとしてシェアハウスとしての暮らしを選んでいる、ということろも多いと思います。
掃除当番やゴミ出しは住民の持ち回りでおねがいします、というところと、清掃員が全部やりますよ、というシェアハウスもあります。
シェアハウスでも管理の方法は違うのですが、コレクティブハウスの管理の考え方は明確です。
自主管理・居住者共同運営・組合方式
なんのことやらさっぱり……それが一般的な普通な感覚です。
自主管理→自主・自分達で管理するってこと
居住者共同運営→住む人が一緒に運営する→運営って何を?
組合方式→組合?法人っていうこと?え、どういうこと?
というこんな感じでハテナ?がいっぱいになります。
今東京にあるコレクティブハウスは賃貸住宅なので、建物の所有者(大家)さんは別にいます。普通の賃貸マンション・アパートだと、大家さんが賃貸管理をお願いする管理会社という人たちがいます。
その大家さん・管理会社さんが、共用部の掃除や困った時の対応などもすべてやってくれるのが、今の賃貸マンションですよね。
コレクティブハウスでは、ハウスに住まうみんな(居住者)同士で、意見を出し合いながら、このハウスでどのような暮らしをしていくかを居住者が決めていきます。決めて、それを実行するのに、組合を作っている、ということです。
例えば、掃除当番なら、住民でどこを、どのように掃除するか、決めます。シェアハウスの当番も同じかもしれません。私がコレクティブハウスならではだな、と思うところは、
「そこの掃除、本当にいる?しなくてもいいんじゃない?」
というように誰かがそのように思ったならそれを居住者で話し合います。
多数決でしない人が多いなら、掃除しない、ということにはしない。
そこで暮らす居住者たちが、自分達で暮らしを決めているので、誰かがそこの掃除はしたほうがいい、気になる、ならなんで気になるのか、むしろなんで気にならないのか、を話合います。結構長い時間話し合うこともある。
家族がとの”家族会議”的な感じですね。それを、家族以外の人たちとコミュニケーション取っていく日常、というのかコレクティブハウスの考え方。
シェアハウスでも同様にやっているところもあるでしょう。
石山アンジュさんやHUCのさおたんが住んでらっしゃるCiftは、70人で家族をやっているから、似たようなイメージです。
Ciftは協同組合で、拡張家族。
コレクティブは、居住者組合で、特に家族になるという意識はない。
いろんな暮らしが増えてきましたね~
いい!!もっと暮らし方いろいろあっていいですよね。
質問シリーズ1回目のシェアハウスとコレクティブハウスの違い、まとめてみました。いやいや、こうことってどうなの?っていうことがあれば、ぜひコメントください。
よろしくお願いします。
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