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鑑賞記録1:『ベイビー・ドライバー (Baby Driver) 』

2022年に観た映画からピックアップしつつでの鑑賞記録を、新旧問わずで今年はnoteに残していこう

という気持ちで書いてます
(ちゃんと続けようね)

1本目はエドガー・ライト監督作『ベイビー・ドライバー』です

ベイビー(アンセル・エルゴート)。その天才的なドライビング・センスが買われ、組織の運転手として彼に課せられた仕事―それは、銀行、現金輸送車を襲ったメンバーを確実に「逃がす」こと。子供の頃の交通事故が原因で耳鳴りに悩まされ続けているベイビー。しかし、音楽を聴くことで、耳鳴りがかき消され、そのドライビング・テクニックがさらに覚醒する。そして誰も止めることができない、追いつくことすらできない、イカれたドライバーへと変貌する―。
組織のボスで作戦担当のドク(ケヴィン・スペイシー)、すぐにブチ切れ銃をブッ放すバッツ(ジェイミー・フォックス)、凶暴すぎる夫婦、バディ(ジョン・ハム)とダーリン(エイザ・ゴンザレス)。彼らとの仕事にスリルを覚え、才能を活かしてきたベイビー。しかし、このクレイジーな環境から抜け出す決意をする―それは、恋人デボラ(リリー・ジェームズ)の存在を組織に嗅ぎつけられたからだ。自ら決めた“最後の仕事”=“合衆国郵便局の襲撃”がベイビーと恋人と組織を道連れに暴走を始める―。
『ベイビー・ドライバー』オフィシャルサイトより

ずーーーーーーーっと観ようと思いながら何故か気持ちにぴったりハマりきらずにズルズルと2022年まで来てしまった1本

鑑賞後、シンプルに「何でもっと早く観んかったん!?」という自分への気持ちにジタバタとしていた

それぐらい面白いというか、自分好みの作品でした

エドガー・ライト監督といえば
『ショーン・オブ・ザ・デッド』
『スコット・ピルグリム』
といったコメディ要素も大きい映画のイメージですが

この映画はアクション、サスペンス、ロマンスといったジャンルがギュッと凝縮されたお話し

そして何よりも肝となるのは「音楽」!

幼少期の事故が原因で耳鳴りが止まない主人公が、その耳鳴りを紛らわすために常にイヤフォンで音楽を聴き、その音楽が映画のBGMとして流れ、アクションや所作も音とリンクし…

というように、ある種ミュージカル映画のような、でもそれとは全く違う形で映像と音がハマっていてめちゃくちゃ気持ちいいんです

(音楽聴いてるのがipod classicていうのもいい)

そこにクライムサスペンス的な要素やラブロマンスも組み込みながら、でも決してジメッとした空気にならず、まさしくリズミカルに展開していくストーリーにグイグイと惹き込まれる映画でした!


個人的にガイ・リッチーやクエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲスといった監督の作品すごく好きなので、これもしっかりとハマってしまいました

あとはやっぱり、悪い役やってるときのケヴィン・スペイシーがめっちゃいいですね

アクション映画観るのも音楽聴くのも好きだよーって人でまだ観たことない人はぜひ!!


P.S.
そういえば、エドガー・ライト監督の最新作『ラストナイト・イン・ソーホー』も評価高いけど劇場公開を観逃してるので、どこかのタイミングで観たい。。


2022.1.23 #7

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