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マニラで健康保険を見つける - I found my health insurance in Manila

前回、書いてからかなり期間が経ってしまいましたが、記事を再開しようと思います。もうマニラ暮らしも5年が過ぎ、なんとなく体もフィリピンにフィットしてきました(それまでと異なる環境で暮らし始めたら、いかに体調が変わるかはまた別の記事で書きます)

なるべくざっくばらんに書いていきたいので「です」「ます」調をやめていきますがご了承ください。ポーカー記事に合わせるということでもあります。

<ここから本題です>

以前、マニラで健康保険を探してみたがいい保険会社が見つからず、結局クレカの旅行保険で凌ぐことにしたという記事を書いた。ところがここ数年のクレカの特典条件の悪化は著しくもはや非居住者や長期滞在者が使うには不十分となった。

具体的には
<以前>
①保険適用に条件なし。日本出国後90日間保障
②カードによっては、海外で交通機関使用にクレカを使用した場合、使用日より90日間保障
*これにより、複数カードの組み合わせで90日以上クレカで保険が適用されていた
<現在>
①保険適用は日本出国後90日間限定(若干、現地利用で適用のクレカもあるが、僕の保有しているカードではない)
②保険適用には日本出発の航空券またはツアーを該当クレカで支払うこと

とまあ、日本出国90日以内限定+該当クレカで支払いがデフォルトになったのである。その他、ポイント改悪とか色々とクレカサービスの後退が言われているが、海外旅行者にとっては一番痛い変更であった

そこで改めてフィリピン国内で健康保険を探す必要が出てきた。生命保険はともかく、入院や通院など日常の医療バックアップを決めておかないといざ病院に行った時の費用はバカにならない。移住2年目に膀胱に膿が溜まって3日間入院した時は検査費併せて50万以上掛かったこともあった
(フィリピンの保険についての解説は以前の記事を参考にしてください:https://note.com/cuatro9/n/n17dca0689752

保険の条件は次の通り

①外国人も個人で加入可能
②近隣に保険を適用できる病院がある(セント・ルークスやマカティ・メディカルのような大病院も入れておきたい)
③入院だけでなく、通院にも使える
④できれば生涯適用がいいが、最低60歳まで適用。61歳以降は別条件あり

②や③は大体の保険会社が該当するが、④の年齢は60歳で打ち切りの会社も多い。もともと日本人に比べて短命なフィリピン人、シニアになるとリスクも爆上がりなので保険会社も嫌がるというところだろうか?

その中で見つけたのがKAISER INTERNATIONALという医療保険会社である。ここは2004年設立の比較的新興の会社だが、その分保険は現代的だ。
https://kaiserhealthgroup.com/#about-us
①健康診断や問診などは指定病院で無料で受けることができる(Maxicareなど自社の医療センターのみというところもある)
②60歳~100歳までのシニアプランもある(割高にはなるが、継続できるという点は安心できる)
③入院を一人部屋に指定しても、年40000ペソ弱。月額3400ペソで日本の掛け捨て医療保険並み
④セント・ルークスやマカティ・メディカルといった設備の整った大病院も適用範囲
といった具合にこちらの希望を大体カバーしていた。

フィリピンにもアクサやマニュライフといった大手生命保険会社があるが、生命保険が付く分かなり割高だ

今、若いブローカーが僕の保険を担当してくれているが、彼は丁寧で優秀。毎年、更新の時期になると相談しながら最適なプランを選んでいる。フィリピンの保険はHPからは詳細が分からないことも多いので、有能なブローカーと出会うこともまた重要だと思う。

いずれ、日系の保険会社が進出してきたら検討するだろうが、今暫くはKaiserの医療保険を続けたいと思う





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