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【看護師の研修レポート】書き方のポイントと例文を紹介

「看護師の研修レポートってどう書いたらいいの?」「書き方のコツがあれば知りたい」と思っていませんか?

看護師の研修レポートとは、研修の実施内容や所感などをまとめて報告するもの。難しく感じてしまう人も多いですが、コツを押さえればスムーズに書けるだけでなく魅力的な内容になります。

今回は、看護師の研修レポートの書き方や意識したいポイントをご紹介します。


まずは知っておこう!研修レポートに書くべき6つの項目


研修レポートに書く項目は、病院で指定されている場合もありますが、必要項目はある程度決まっています。以下の6つの項目は忘れずに書くようにしましょう。

・タイトル(「研修報告書」「〇〇研修報告書」など)
・レポート作成日
・所属、氏名
・研修名、日時、場所
・研修内容
・研修で学んだこと

研修の概要がわかるように項目ごとにわけて記載しましょう。読み手が研修内容を理解できるように、箇条書きを用いながら読みやすくまとめることが大切です。

看護師の研修レポートをうまく書くための3つのポイント


研修レポートを上手に書くために大切なのは、文章の構成と読み手の立場を意識すること。次のようなポイントを押さえて、書きすすめてみましょう。

①結論を述べてから具体的な内容を示す

読みやすい文章を書くためには、結論を先に書くことが大切です。

結論を後回しにすると、最後まで読まないと内容がわからず、ダラダラとした文章になってしまうことも。まず結論を述べてから、具体的な内容をつけ加えることで、読みやすく説得力のある文章になります。

②事実と感想はわけて書く

報告書では、事実と感想をわけて書くことを意識しましょう。

一つの文章内に複数の出来事が入っていると、メッセージが伝わりにくくなることも。研修内容や看護現場での出来事などの「客観的な事実」と研修を受けた後の「主観的な感想・意見」はわけて書くとよいでしょう。

文章が整理されて何を伝えたいのかが明確になります。

③今後の看護への活かし方につなげる

看護師の研修レポートでは、今後の活かし方について書くことが重要です。

研修の目的はあくまで看護師の業務やケアに活かすこと。そのため、研修レポートには研修内容を踏まえてどのように看護に活かせるのかを記載しましょう。

研修で印象に残ったことを自らの病棟や患者さんとの関わりなどに当てはめると、今後に活かせる点を考えやすくなります。

【看護師向け】研修レポート「研修で学んだこと」の例文


看護師の研修レポートの記入例を「新人研修」「リーダーシップ研修」の2パターンでご紹介します。

新人看護師研修レポート

研修で学んだこと:
フィジカルアセスメント研修では、バイタル測定などの目的や方法を学びました。症例検討を通して、観察項目と患者さんにおきている病態を結びつけて考える点が印象に残りました。今回の研修を思い出しながら、患者さんの状態をしっかりと見極められるように観察していきたいと思います。

中堅看護師のリーダーシップ研修

研修で学んだこと:
今回の研修では、チーム力向上とコミュニケーションの大切さを学びました。とくに印象的だったのは、人によって認識のスタイルが異なるということです。これまでの経験では同じように伝えても、すぐに理解してもらえる人と何回言っても伝わらない人がいました。今回学んだ知識を活かし、相手のスタイルを理解した伝え方を工夫していきたいと思います。

いずれの例も「結論→具体的な内容→看護への活かし方」という流れになっています。看護師の研修レポートを書く際に、ぜひ参考にしてください。


看護師の研修レポートはポイントを押さえて書こう


看護師の研修レポートに書くべき項目とポイントをご紹介しました。書き方に困っている人でも、ポイントを押さえれば読みやすく伝わる文章が書けます。

自分なりの言葉で、印象のよい研修レポートを作成しましょう!

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