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いつの日か全てが懐かしい思い出になる

春が来た。
月並みの言葉で表現するとするならば
出会いと別れの季節だろうか。

思えば幾度となく繰り返し迎えてきたこの季節に思う事がある。
新しいクラス、
新しい職場、
新しい仲間、環境。

いつも始まりは私を待ってはくれないし
うまく馴染めるだろうか、
また楽しくやっていけるだろうかと不安に
思ったりする。
それは今まで幾度となく経験してきた
新しい春の出会いが、今となってみれば
いつもいつも楽しく
幸せな経験だったからではないだろうか。

どんな風に生きていても、時間は過ぎていくし
新しい季節がまたやってくる。

それまでの時間を振り返ってみると
いつの日の出会いも全てが懐かしく
かけがえのない思い出になって
私の胸の中にそっとしまわれている。


#文章 #春 #85 #エッセイ

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