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行動!行動!行動!・・・の前に振り返っておきたい「満足できる結果」のために本当に重要なこととは

「行動が全て!」は本当か?その前に大事なことは〇〇

何かを成し遂げたければまず行動を!
行動する事が1番大切!

などなど・・・

成功法則や自己啓発などでよく見る内容ですが

「行動が全て!」

果たして本当に、そうでしょうか?

確かに、頭の中で妄想したり、何かを見てるだけでは世界は変わりませんが、1番大切な事は"行動"を起こす前に行う「思考のコントロール(波動調整)」です。

「エイブラハム論」の引き寄せの法則には

前向きな期待とともに考えれば、必要な行動ははるかに少なくて済むし、はるかに満足できる結果が得られる。きちんと時間をかけて思考を整えておかなければ、余計な行動が必要になるうえに、結局は満足できる結果は得られない。

とあります。

しっかりとした思考の土台がない状態で行動に移しても、結果は出ません。

思うように結果が出なければ落胆し、自信を失い、途中で諦めてしまうことにもなります。

そうなると「行動しても上手くいかない」という方程式が頭の中で出来上がってしまう・・・

悪循環です。

この2つの”調和”でインスピレーションが湧いてくる

また、「上手くいくのか?」という疑念を持ったまま行動しても、思考と行動の調和が取れていないため上手くいきません。

例え無理に行動を起こしたとしても、そこからさらに次に進むための行動(第2段階)がわからず・・・

「この後一体どうしたら良いのか?」と、結局よくわからないまま終了してしまうことも。

エイブラハムは、

前向きの明るい感情とともに思考を未来に向けそこから創造が始まる。その未来に向けて開始した楽しい創造から、楽しい行動のインスピレーションがやってくる。

と言っています。

人生の喜びに目を向けると決め、なるべく1日を心地よく過ごせるように思考をコントロールし、自分のしたい事、やりたい事をイメージする。

「思考が整うまで行動せずに待とう!」

と気分良く過ごしていたら・・・ある日、ふと行動のインスピレーションが湧いてくる。

こんな流れが理想的です。

”否定”や”欠乏感”を生む、行動有意の罠

行動してれば思考はついてくる。
まずはどうあれ行動してみる。

多くの人が行動しても上手くいかない理由は、こんな風に行動を優先して、思考(とそれに伴う感情)を後回しにしてしまっているからです。

思考の焦点が望むものに結ばれていて、そこから湧いてくる行動のアイディアは"苦"にもならなければ努力してる感覚もありません。

流れるように、イメージした通りになっていくのです。

「行動が物事を引き起こす」と考えてる私たちは、行動を通して物事を「引き起こす」事に躍起になります。

多くの場合、"欠乏感"を埋めるために行動に走るといった感じです。

例えば、よく耳にする"自分磨き"という言葉。

料理教室に通ったり、ヨガに通ったり、資格を取るためスクール通ったり、自己啓発セミナー通ったり・・・

忙しいですね。

本当にワクワク楽しくてその行動を起こしているなら全く問題ないのですが、大抵は

「完璧な自分になろう」

という、"今の自分"を否定的に捉えているケースが多いので、身にはなりません。

ムダな”行動”が自分を疲れさせ、圧倒してしまう

私たちは、"行動"する事で「これだけやっているから大丈夫」という安心感を得ようとします。

すると

毎日のスケジュールが"行動"で埋めつくされる
⬇️
時間が制限されているように感じる
⬇️
自由や喜びを感じる暇が無くなる

となります。

メールしなくちゃ
電話しなくちゃ
ダイエットしなくちゃ
勉強しなくちゃ
やらなくちゃ
しなくちゃ
・・・

本当に"しなくちゃ"いけない事なんて本来あまりないはずです。

エイブラハムは、こう言っています。

人間は行動に頼るあまり、自分自身に反して働いている。あまりにも一生懸命行動しようとするため、疲れて欲求不満に陥り、圧倒されるのだ。そのようなネガティブな感情の立場から、自分の願望を宇宙に発信しても無駄である。宇宙はネガティブな感情のほうに反応するからだ。

病気にならないためにサプリメントを飲み、ジムに通い、野菜を食べる。

こんなケースの方も結構いると思いますが・・・これもあまりいい”在り方”ではありません。

望む結果を手に入れるための”行動”とは?

「今の自分の健康が損なわれている」

という"欠乏"の感情から行動を起こしていても、望む未来は近づいてきせん。

この場合、「健康の欠如」という部分に”引き寄せの作用点”があるので、健康が欠如している状態=”病気”に焦点があるからです。

”正しい行動”というのはなくて、兎にも角にも思考と感情が正常な(満たされている)状態でないと、どんな行動も”望む結果”にはつながらないのです。

「収入が少ないから」副業を始めようとする
「もう若くないから」高い化粧品を買おうとする
「集客に悩んでいるから」SNSをやろうとする

そんな時は、行動の前にまず『なぜそうしようと思ったのか』という理由の部分で、思考転換してみましょう。

"収入が少ない"
"もう若くない"
"集客に悩む"

まずこれらの否定的な思考を変え、それから行動に移す方が、ずーーっと効率がいいのです。

最後にエイブラハムの言葉を。

欠けていると信じているものを得ようとしてとる行動そのものが、あなたの求めるものをさらに遠くに押しやる場合が多い。事の発端となった、「欠けている」という感情そのものによって、あなたは自分が欲するものが欠けている状態を引き寄せるのだ。

今一度、なぜその行動をしようと思っている(思っていた)のか、"思考の振り返り"をしてみてくださいね!

編集後記

『世界は自分で創る』2014年05月10日、16日、17日の記事を編集、再編しています


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