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生まれ変わる品川の街!都心最大級の再開発|高輪ゲートウェイシティ建設最新レポート!(2024年9月2日最新)

株式会社コントロールテクノロジーは、品川駅から徒歩5分にある品川インターシティに本社を構えています。

品川周辺では、JR東日本の開発プロジェクト第Ⅰ期として再開発が実施されており、「TAKANAWA GATEWAY CITY」の建設が進められています。江戸時代には、幕府のある江戸への玄関口としての役割を担い、日本で初めて鉄道が走った街としても有名な品川。現在も、羽田空港や成田空港へのアクセスが良く、世界と日本をつなぐ街であるこの場所に、「Global Gateway」というコンセプトのもと、持続可能な社会を目指す商業施設、宿泊施設、住宅、学習施設などを備えた、国際交流の拠点となる新たな場所を創造しようとしています。

早い場所で今年度(2024年度)末に開業する高輪ゲートウェイシティ。そこで今回から、毎月1回、高輪ゲートウェイシティの開発の様子をレポートしていきます!変わりゆく品川の街を一緒に追っていきましょう!


TAKANAWA GATEWAY CITYとは

画像引用元:JR東日本建築設定公式ホームページ

高輪ゲートウェイシティは、JR東日本が品川エリアで進める都市開発プロジェクト「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」の一環として建設されている複合型施設です。開発区域面積は、JR山手線品川駅~高輪ゲートウェイ駅~田町駅へ、線路に沿って南北に約9.5ヘクタールで、都心の再開発プロジェクトとしては過去最大規模を誇ります。羽田空港・成田空港、共に好アクセスな地域の特性から、コンセプトを「Global Gateway」とし、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」となる街を目指します。JR東日本グループが取り組む環境長期目標「ゼロカーボン・チャレンジ 2050」の先導プロジェクトとして、CO2排出実質ゼロを目指した街づくりを推進し、水素エネルギーの活用や国際的な環境認証であるLEED(リード)の取得、モビリティや燃料電池での活用を行うことを検討するなど、サステナブルな取り組みを進めています。

また、街の利便性を向上させるために、デジタルツインやスマートシティ技術を活用し、最新のICTインフラを整備しています。さらに、JWマリオットホテルやインターナショナルスクール、国際会議対応のコンベンション施設など多様な施設が揃い、国際交流や新たなビジネス、文化が生まれる場としての発展が期待されています。

新たに建設される4つのエリア

画像引用元:JR東日本「JR東日本ニュース 高輪ゲートウェイシティ(仮称)のまちづくりについて」

高輪ゲートウェイシティは、大きく5つの建物で成り立っています。本段落では、各棟にクローズアップしていきます。

1街区 住宅街

住宅棟では、外国人ビジネスワーカー向けに、高層の高級賃貸住宅やテラス付きの住戸が提供されます。低層部には東京インターナショナルスクールが設置されており、次世代育成・グローバルコミュニティの拠点と、家族が快適に暮らせる環境を整えています。住宅棟のインテリア監修には、世界中で数々のラグジュアリーホテルを手掛けたHBA株式会社(ハーシュ・ベドナー・アソシエイツ)が参加しています。“Wind and Sails(風と帆)”をコンセプトに、風を受けて揺れる帆の柔らかさと、大海を進む帆船の力強さを併せ持ち躍動感あふれるデザインが特徴です。また、隣接する広場には生物多様性に配慮したビオトープが整備され、都心の中でも自然を感じられるエコロジカルな環境になっています。

2街区 文化創造棟

公園と一体となった低層建物を計画し、外装デザインアーキテクトに、新国立競技場や高輪ゲートウェイ駅を手掛けた隈研吾(くまけんご)氏を迎えます。緑と木を基調に建物全体で日本の四季を表現する文化創造棟は、街のシンボルとなる施設として展示施設やホールなどを備え、次世代に向けた文化育成・交流・発信の拠点を目指しています。文化創造棟準備室長には、MoMA(ニューヨーク近代美術館)で文化庁在外研修員を経験した内田まほろ氏を起用しています。こちらの棟は、2025年度(2026年3月)内に開業予定です。

3街区 複合棟Ⅱ

公園と一体となった低層建物を計画し、外装デザインアーキテクトに、新国立競技場や高輪ゲートウェイ駅を手掛けた隈研吾(くまけんご)氏を迎えます。緑と木を基調に建物全体で日本の四季を表現する文化創造棟は、街のシンボルとなる施設として展示施設やホールなどを備え、次世代に向けた文化育成・交流・発信の拠点を目指しています。文化創造棟準備室長には、MoMA(ニューヨーク近代美術館)で文化庁在外研修員を経験した内田まほろ氏を起用しています。こちらの棟は、2025年度(2026年3月)内に開業予定です。

4街区 複合棟Ⅰ North・South

高輪ゲートウェイ駅前に建設される国際交流拠点の象徴、ツインタワーの複合棟Ⅰは、North棟とSouth棟の2つで構成されます。KDDIの本社が移転予定のほか、駅直結の立地を活かし、国際会議の誘致を想定した大規模コンベンション・カンファレンス機能を整備しています。South棟には、ラグジュアリーホテルのマリオット系列JWマリオットホテル東京が開業予定。North棟高層のルーフトップレストランや低層部全体に広がる商業施設などにより、世界中からの来街者を迎え、利便性の高い空間を提供します。開業は2024年度末(2025年3月)を予定しています。

高輪築堤跡の保存

画像引用元:JR東日本 JR東日本ニュース「高輪築堤跡 これからの 100 年に向けて」

高輪築堤は、1872年に新橋・横浜間で開通した日本初の鉄道に関連する遺構であり、鉄道の歴史や土木技術の近代化などの面で重要な証拠とされています。発掘調査により、第7橋梁の橋台を含む開業当初の遺構が確認され、JR東日本は専門家の指導のもとで保存方針に基づく記録保存調査を進めています。 2021年9月17日には、第7橋梁部と公園部が「旧新橋停車場跡及び高輪築堤跡」として史跡指定され、今後の現地公開に向けた具体的な検討が進められています。現地公開は2027年を予定しており、発掘時に失われた構造物の再現や、歴史を感じる空間を提供します。 また、ARやVR技術を活用した鉄道の景観再現なども予定されています。新橋・横浜間の鉄道開業当初の記録については、歴史資料調査や研究成果の整理が行われ、今後の史跡の公開や活用に役立てられる予定です。

現地レポート(随時更新)

現地に実際に行って撮影した様子をお届けします!

2024年9月2日

高輪二丁目交差点から複合棟Ⅰを見上げた写真です。複合棟Ⅰは、今年度(2024年度)末にオープン予定のため、既にビルの形ができあがっていました。交差点からは、当社が入る品川インターシティを見ることもでき、身近なスポットであると実感しました!

泉岳寺交差点から複合棟ⅠNorthを見上げた写真です。駅を出てすぐNorthにたどり着くことができるため、交通アクセスも抜群ですね!

こちらも、泉岳寺交差点から複合棟Ⅱを見上げて撮影した写真です。こちらのビルのオープンは、複合棟Ⅰの1年後である2025年度(2026年3月)中開業とのことでしたが、7割近く完成しているように見受けられました。ここにはオフィスがテナントとして入るそうです。すごく素敵なビルですね!

こちらも泉岳寺交差点で撮影した写真です。タワークレーンがたくさん見られました。こちらは、隈研吾氏が手がける文化創造棟ができる予定です。現在はまだその面影は見られませんでした。

隈研吾氏は、本施設の最寄り駅である高輪ゲートウェイ駅も手掛けています。ぜひ高輪ゲートウェイシティを訪れた際には、駅もチェックしてみてください。

こちらは文化創造棟の建設予定地です。まだ面影はないですが、これからレポートが楽しみなスポットの1つです!

補助線街路第322号線から複合棟ⅠNorthを見上げた写真です。ビル低層階からは、まだこれから建設を進める様子がうかがえます。上部にはオフィスやホテル、低層階には飲食店のテナントが多く入る予定だそうです。

こちらも複合棟ⅠNorthの低層階を拡大して撮影した写真です。写真の左側すぐにJR山手線高輪ゲートウェイ駅があり、オフィスが品川の皆さんでも行きやすいため、勤務後に高輪ゲートウェイシティでごはんなんて日も素敵ですね。

これからも毎月、高輪ゲートウェイシティの開発の様子をお届けします!お楽しみに!

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