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企画「#noteで世界地図をつくろう」

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皆さんのnoteで、世界地図をつくりませんか? 旅行の思い出企画「#noteで世界地図をつくろう」にエントリーいただいたnote記事です。
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#海外旅行記

旅行の思い出企画「#noteで世界地図をつくろう」を開催します!

こんにちは。リチャードです。 旅行の思い出企画「#noteで世界地図をつくろう」開催のお知らせです! noteで旅行の思い出の記事をたくさん投稿されていると思います。しかし、過去に投稿した記事は、読んでもらう機会が少なくなり、埋もれてしまうことが多いです。 そこで、皆さんのnote記事を世界地図に登録して、読んでもらう機会を増やすことを目的とした企画を開催することにしました。 旅行や留学、ちょっとしたお出かけなど、旅先の思い出について書かれたnote記事をエントリーし

サヴィニャックの魔法が生きる街・トゥルーヴィル

当時、日本への帰任が1ヶ月後に迫っていた私は、最後の旅行先をどこにするかについて考えていた。そしてジブラルタルと随分迷った結果、その昔雑誌の特集で印象に残っていた風景に惹かれ、最後の目的地をフランス・ノルマンディー地方の海辺の街に決めたのであった。 今回はそのフランス海辺の街、トゥルーヴィル・シュル・メールについて取り上げたい。 トゥルーヴィルはこんな街トゥルーヴィル・シュル・メール(Trouville-sur-Mer)はフランス北部、ノルマンディー地方にある海辺の街である

ウイスキーの聖地・アイラ島(後編)

この記事はスコットランドにあるウイスキーの聖地、アイラ島への旅行記の後編です。アイラ島の基本情報および、初日に訪れたブナハーブン、カリラ両蒸留所については是非前編をご覧ください。 2日目。予報に反して窓の外は青空だった。 これは幸先がよいぞと、朝食もそこそこに早速蒸留所に向かうことにした。 本日の行き先は島南部にある3つの蒸留所だ。 Day2-1 アードベッグ蒸留所まずバスに乗って目指すのは、その日オープンデーであったアードベッグ蒸留所だ。 アードベッグ蒸留所は181

ウイスキーの聖地・アイラ島(前編)

「アイラ島を知っていますか?」と人に訪ねた時、帰ってくる答えは2通りある。 Yes or Noではない。 Whisky or Noだ。 ウイスキーに興味がなければイギリス人でも知らない、そんな大西洋に浮かぶ小さな島には、世界中のウイスキー通を虜にする8つの蒸溜所がある。 今回はそんなウイスキーの聖地、スコットランド・アイラ島について取り上げたい。 アイラ島はこんなところアイラ島(Isle of Islay)はスコットランド本土の西、インナーヘブリディーズ諸島最南端の島

西の果てのエデン・コーンウォール

イギリス、中でもイングランドにおいてロンドン以外の観光地といえばどこを思い浮かべるだろうか。 オックスフォードやリヴァプール、コッツウォルズなどの名が挙がるのではないだろうか。それらと比べると、日本ではあまり知名度は高くないものの、イギリス人から愛されている行楽地がある。 今回はそんなイングランド西の端にあるコーンウォール州を取り上げたい。 コーンウォールはこんなところ コーンウォール州はイングランド最西端にあるカウンティ(州)である。アイルランドやスコットランドと同じく、

ベネルクス旅行記4/4~ルクセンブルクとケルン大聖堂、そして帰国

2019年6月のベネルクス旅行記最終回、6~8日目。 モダーヴ、デュルビュイ、ルクセンブルク、ケルン、そして帰国まで。以下の続きとなります。 モダーヴ城見学旅行6日目、いつもの朝食メニューでスタート。たぶん他にも選べたと思うけれど、なぜかいつも同じものばかり選んでいた。ウインナーとベーコンとスクランブルエッグ。それにクロワッサンかバターロール、またはその両方。 アルデンヌ地方の古城、モダーヴ城を見学。 13世紀に建てられ、17世紀に改修されて現在に至る由緒あるお城。 城

クリスマスの都・ストラスブール

冬のヨーロッパ観光における一つの目玉がクリスマスマーケットである。 大都市から小さな町まで、それぞれに趣向を凝らしたクリスマスマーケットが行われている。 特にドイツなどのイメージが強いかもしれないが、フランス・アルザス地方に「クリスマスの首都」と銘打つクリスマスマーケットの街がある。 今回は、そんなクリスマスマーケットに沸くストラスブールを取り上げたい。 ストラスブールはこんな街ストラスブールはフランス東部・アルザス地方、ドイツ国境近くに位置する人口約28万人の街である。

ベネルクス旅行記3/4~キンデルダイク風車群とブルージュ歴史地区

2019年6月のベネルクス旅行4~5日目。 ハーグ、キンデルダイクの風車群、アントワープ、ブルージュ歴史地区、ブリュッセルの模様です。以下の続きとなります。 フェルメール「真珠の耳飾りの少女」アムステルダムで今日もおいしく朝食を頂き、ハーグへ向かう。 午前中はマウリッツハイス美術館を見学。空いている朝イチを目指し、開場時間前に到着。 開場待ちの空き時間で美術館の周りを軽く散歩。 どこを歩いても、重厚で歴史的な建造物が並んでいる。ずっとずっと前からこの地で市民が生活を送っ

ベネルクス旅行記2/4〜おとぎの街ヒートホールンとアムステルダム

2019年6月のベネルクス旅行記、2日目から3日目はオランダ。 クレラー・ミュラー美術館、運河の街ヒートホールン、アムステルダムの国立美術館、ゴッホ美術館などの模様です。以下記事の続編となります。 クレラー・ミュラー美術館午前中は、オッテルローでクレラー・ミュラー美術館見学。 広大な敷地の森の中にある美術館でゴッホの絵を見るなど。本物ですよホンモノ。館内を見た後は、広大な庭園をちょっとだけ散策。入り口の門から駐車場まででも結構な距離があって、自転車で移動している人も多い。

ベネルクス旅行記1/4~海外旅行初心者が選んだツアー

2019年6月、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ドイツの4カ国を巡った6泊8日の旅行について記録しておきます。 海外旅行初心者が選んだ目的地とツアー普段の生活は割と行き当たりばったりで、数カ月先の旅行の予定はあまり立てない方なのだけれど、このとき海外旅行に行くと決めたのは、勤続5年のリフレッシュ休暇で2週間の休暇が取れるから。海外旅行の予定は今後の人生でそうそう立てられないと思ったし、2週間まとめて休める機会も、よほど前もって計画していなければ難しいだろうと思われたので

日本の香りを僅かに残す街・ユジノサハリンスク

世界の中には、かつて日本の領土だった場所がいくつかある。 そういった場所は、基本的に日本からそう離れていない場所にあるため、日本ではなくなった今でも、我々にとって比較的身近に感じやすい場所が多い。 しかしながら、同じように日本からそう遠くないにもかかわらず、謎に包まれているように感じる場所がある。 今回は、そんなサハリン(樺太)の中心都市、ユジノサハリンスクについて取り上げたい。 ユジノサハリンスクはこんな場所ユジノサハリンスクは、北海道の北に位置するロシア極東の島、サハリ

ランタンが七色に照らす街・ホイアン

これまでの旅行記がすべてヨーロッパであったことからもわかるかも知れないが、私は海外の中でもとりわけヨーロッパが好きだ。 なので、行き先を検討するときにはどうしてもヨーロッパを優先的に考えている。 しかし、その他の地域に興味がないわけではない。中でもアジアはより少ない日数で楽しめることも魅力の一つだろう。(それがゆえに後回しになりがちにもなるのだが。) 今回は、そんなアジアの中でも、特に印象に残るランタンの街・ホイアンを取り上げたい。 ホイアンはこんな街ホイアンは、ベトナム中

2014年のバクー初訪問を語る(1)

いろいろ書きたいことがたまってきた昨今。トルコ語をメシの種にしている私が、なぜアゼルバイジャン語も必死にやっているのですか?と謎に思っている方も多いのではないかとふと思いまして(いなかったらごめんやけどな)。年の瀬のこのタイミングですが、書いてみようと思ったときに書こうということで。最初の訪問の時のことを書いてみます。とにかくこのときに、私はバクー、そしてアゼルバイジャン語にすっかり取り憑かれてしまったのでした。その辺のことを振り返ってみようかなと思います。 私がアゼルバイ

雲上の世界・タトラ山地

「行きたい場所ってどうやって見つけてるの?」と聞かれることがある。 超メジャーな場所を除くと、私の場合はSNSなどで発見することもあるが、TVの旅番組も重要な情報源だ。 以前BS-TBSで放送されていた「地球バス紀行」という番組を私はよく見ていた。 その中のとある回で見た景色の見事さに、「ここはぜひ見たい!」と思い、実際にその場を訪れたことがあった。 今回はその場所、タトラ山地を取り上げたい。 タトラ山地はこんな場所タトラ山地(山脈)は、ポーランドとスロヴァキアの国境に位置