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優秀な韓国人学生と日本企業をつなぐ新たなプラットフォーム

C2C Staff

増加の一途を辿る日本企業の韓国人採用。日本における2019年の韓国人労働者数は約6万9000人にのぼり、5年前と比較すると約67%増加しています。記録的な就職難が加速する韓国社会において、日本で働くことを望む韓国人学生も目立ち、日本語のレベルも高い優秀な彼らに注目し始めている企業は少なくありません。

そんな中KOREC(コレック)は、韓国人学生と日本企業のマッチングを支援するため、ソウル屈指の学生街“新村(シンチョン)”で、韓国の学生が集うフリースペース“KOREC日本就職カフェ”を運営しています。今回は、C2C社と共に、韓国人学生と日本企業をつなぐオンライン採用プラットフォームKORECを開始した、株式会社ビーウェルの代表 大亀 雄平さんにお話を伺います。

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韓国で新卒採用ならKOREC

____ 今日はよろしくお願いします。

大亀:よろしくお願いします。

____まず始めに、KORECのサービス概要を教えてください。

大亀:KORECは、韓国人学生と日本企業をつなぐ新卒採用プラットフォームです。お互いの認知、面談から内定までオンラインで完結することができます。オフラインサービスとして、2019年5月にソウルに日本就職カフェを出店し、そこで学生への就職に向けた指導や、マッチングイベントを開催しています。(オフラインイベントに関しては、2020年6月現在は新型コロナウイルスの影響で休止中)

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____なぜオンラインサービスを立ち上げたのでしょうか?

大亀:これまで多くの韓国の学生さんや企業の方々に喜んでいただき、今まで以上に多くの日本企業にも韓国人採用という選択肢を持っていただきたいと思うようになりました。そこでオフラインよりも簡単に海を越えられる、オンラインのプラットフォーム事業を始めることになったんです。

____オフラインからオンラインに拡大されたということですね。

大亀:そうです。カフェの運営やマッチングイベントで「韓国の学生の熱心さに感動した」「他の企業と学生を取り合った」といった声をいただき、オンラインで完結するサービスに可能性を感じました。オンラインであればより気軽に、よりセグメント化された学生と企業のマッチングを可能にします。ちょうどそのタイミングでC2C社さんを知りました。

____ぴったりのタイミングで嬉しいです。

トリリンガルは当たり前?驚きの事実

____そもそも、なぜ韓国の学生に着目したのでしょうか?

大亀:きっかけは約3年前、韓国で行われた某人材系企業の日本就職採用イベントに参加し、30名ほど学生と話したことです。日本語の堪能さ、働くことへの意欲の高さに衝撃を受けました。優秀なのに、就職率60%という就職難の韓国社会の厳しい現実を目の当たりにしました。日本で14年間学生と企業をつなぐビジネスを行なう中で、韓国の学生が日本の企業で活躍する可能性を感じたんです。日本の企業にとっても優秀な学生の採用は重要な課題です。

____韓国の学生が置かれている状況に、日本の労働市場がマッチすると考えられたのですね

大亀:そうです。日本の新卒生は、就職活動でエントリーシートの作成や自己分析などに取り組みます。一方で、韓国企業の採用は、現時点で何ができるかというスペックを重視するので、学生がTOIECの点数や成績などだけを披露する傾向があります。日本企業に学生の良さが伝わりづらいわけです。

____そこで日本での教育ノウハウを活かそうと考えられたと

大亀:はい。私は学生の間に出会えるきっかけが人生に大きな影響を与えると実感しています。学生さんの「成長したい」「変わりたい」といった願いを叶える事業をしたいという思いで、日本でもずっと教育を大切にしてきたので、韓国でもそのノウハウを活かせると思いました。

マッチングのシステムを作るだけではなく、日本の学生と伴走してきた経験を元に、日本企業に就職する際に必要なことを身に付けてもらえるコンテンツを提供しています。

____韓国の学生と日本の学生で教育内容に違いはありますか?

大亀:ないですね。ただ、日本の企業がどのような考え方で新卒採用を行なっているかを重点的に伝えるようにしています。日本の企業は現時点でのスペックより、将来的に成長するかどうかのポテンシャルを重視しますので、採用文化の違いを理解してもらえるよう繰り返し伝えています。見せ方の部分を日本向けに修正するイメージです。

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海を越える採用マッチングサービスの可能性

____何が弊社と事業を始められる決め手となりましたか?

大亀:マッチングアプリ開発のプロフェッショナルであることと、採用業界への理解があったこと、そして御社の代表が韓国採用に対して同じ思いを持っていたことが大きな理由です。実際プロジェクトが始まってから、やろうとしていることを1~2割話しただけで理解してもらえたので非常にやりやすかったです。

____そう言っていただけて嬉しいです。

大亀:一般的な受託会社にお願いする際、すべて言語化する必要があってかなり大変なんですよね。UXやUIも含めた豊富なノウハウ、スピーディーな開発力を持つ御社とパートナーとして事業を進められているので心強いです。

____現状感じている課題はありますか?

大亀:日韓関係の悪化への対応です。多様性のある学生が集って勉強会やディスカッションを行なっています。情勢にかかわらず、現地で直接学生とコミュニケーションをとれることが我々の強みだと考えています。

優秀な学生の本質日本企業の方々に伝えることが我々の使命です。これまでも様々なメディアに取り上げていただきましたが、オフラインとオンラインの融合サービスとして、大きなムーブメントにしていきたいですね。

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KORECへの思い

____KORECの事業をされていて感じられたやりがいはなんですか?

内定を伝えられた瞬間、嬉しさのあまり号泣した学生がいたんです。仕事が決まって泣くほど喜ぶ姿に胸が熱くなりました。彼女は今もスキルアップのためにスクールに通っていますが、貢献意欲を行動にしっかり落とし込める学生が韓国にも多いと感じています。彼女のように意欲の高い学生が将来を築くきっかけになれたことは本当に嬉しいです。


____「こんな企業の方に利用してほしい」といった思いはありますか?

大亀:純粋に優秀なグローバル人材を求めている企業の方々ですね。外国人採用を人手不足解消の手段として位置付けるのではなく、優秀な学生と出会う手段として見ていただきたいです。
大学でも全力で勉強し、語学も堪能、働くことへの意欲も非常に高い韓国の学生の存在を知っていただけたらと思います。

大亀雄平 プロフィール
1982年、兵庫県生まれ。38歳。
大阪市立大学在学時に(株)ビーウェル創業。
現在日本全国に学生マーケティング・プロモーション事業などを幅広く展開し、同時に数多くの企業の役員を務める。
20,000人の大学生と関わり、それぞれにとって成長できる環境を用意している。『全国の大学生のサポーター』

・株式会社ビーウェル 代表取締役
・株式会社ビーウェルインターナショナル 代表取締役
・株式会社パンスール 専務取締役
・株式会社Qript(クリプト) 取締役
・アドベリー株式会社 取締役
・ZENoffice株式会社 取締役

文:若杉萌



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