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C2C Tech Knowledge Hub

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CtoCのプロダクト開発事例、テックノウハウについて発信します。
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#マッチングプラットフォーム

C2C(CTOC)アプリの勉強:2サイドコンバージョンファネル(後編)

2サイドコンバージョンファネルのお話(後編)です、アプリグロースの主要KPIである流通総額は「単価×コンバージョン数」、コンバージョン数は、「ユーザー数×コンバージョン率」は前回お話ししました。 従来のECなどのコンバージョンであれば、縦のじょうごのワンサイドだけでしたが、これがCtoCになると蝶番のように両サイドからの下記のような2サイドコンバージョンになります。 前編までお話しした、ユーザーストーリーの主語は、サービス利用者とサービス提供者でしたが、プラットフォームの

C2C(CTOC)アプリの勉強:2サイドコンバージョンファネル(前編)

今回は2サイドコンバージョンファネルのお話です、アプリグロースの主要KPIである流通総額は「単価×コンバージョン数」で計測します。 コンバージョン数は、「ユーザー数×コンバージョン率」です。 コンバージョンファネルとは、ユーザーストーリがマネタイズへ到達するまでの階層とその転換率を示したじょうごのような図です。 C2Cは、サービス提供者とサービス利用者の2サイドのコンバージョン(マッチング)を考えなければなりませんが、原則はサービス提供者から準備します。理由はサービス提

Nailieの事例で見るC2Cプラットフォームのしくみ

当社で提供しているC2Cプラットフォームは、サービス提供者とお客様のマッチングをサポートするシステムで、CtoCビジネスに必要な「マッチング装置」「マッチングシステム」「マッチング方法及びプログラム」で特許を取得しており、様々なCtoCサービスでこのプラットフォームが活用されています。 2018年4月に東京エリア限定でネイリストの新規登録を開始したネイルに特化したCtoCマッチングサービス「Nailie(ネイリー)」は、今回(2018年8月)のバージョンアップを機に、東京エ

スキルシェア/マッチングサービスのカオスマップ

C2Cプラットフォームを提供している立場として、他社のスキルシェアやマッチングサービスの研究は欠かせません。 現在は様々なジャンルにおいて個人のスキルや経験をもとに新しい働き方ができる、スキルシェアやマッチングの新サービスが乱立している状況です。 働き方の変化や消費者ニーズの多様化などにより、ビジネスモデルの変革が求められている状況の中、今後、スキルシェアやマッチングサービスを利用したいと考えられている個人の方や事業者の方々の理解を促進する目的でカオスマップを作成しました