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「コーアクティブを大学生に届けよう」#8〜人のリソースを活かし切りたい〜

CTIジャパン、ファカルティの「いろり」こと青木聡美です。
さて、昨年12月より『若い世代の人たちがもっと「コーアクティブ」を体験したら、未来は必ず明るくなる!』と信じて始まったCTIと現役大学生との初のコラボレーション企画が当初の予定通り、いよいよ3月末で一旦の完了となります。
今回は、メンバーのひとり、りんちゃんこと赤塚琳さんの記事です。
文中『「コーチ」であり、「大学生」でもあるという自分でないとなかなかできないことだと思う。』とありますが、全くおっしゃる通りです。
また、コーアクティブ・リーダーシップの観点に立つと、りんちゃん自身が「コーチ」であることを選択し続けた結果であるとも読み取れます。
十分に大人な私(笑)としては、りんちゃんややんちゃんの純粋な好奇心からくる探究の船に一緒に乗って活動をさせてもらうことで、自分の新たなリソースの活用にもつながったと感じています。(おそらく、今回のプロジェクトメンバーたち全員も同意だと思います。)
年齢に関係なく、自分らしい影響を与え、同時に相手の純粋なエネルギーを受け取りながら互いに成長できる関係(まさにコーアクティブ!)は、容易に7世代先の人々にも受け継がれることでしょう。
今回もお楽しみください。

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こんにちは。大学生インターンとして関わらせてもらっている、りんちゃんこと赤塚琳です。

2000年東京都八王子市生まれ。小学校3年生で野球をはじめ、そこから高校3年生までは野球中心の生活。部活引退後、特にやりたいこともなく、大学進学にもモチベーションを持てずにいた中、親の紹介でコーチングに出会い、人生がイキイキとしたものに変わっていく。大学は親元を離れ、新潟大学の創生学部という文理融合型の学部に3期生として入学。周りの友人から「やりたいことが分からない」「何かしたいとは思うけどどうしたら良いかわからない」といった、高校時代の自分のような不安でいっぱいの声をよく聞くようになり、「自分が友人たちにコーチングをできるようになれば、かつての自分のように変わる人がいるのではないか?」と考え、大学2年次の2021年3月に基礎コースを受講。その後、「半年間で150セッションやる」という宣言をして、当初の予定より1ヶ月早い5ヶ月で達成。その後も継続してセッションを行いつつ、就職活動コーチング「カツコチ」やコーチ養成機関であるCTI  JAPANの大学生インターンなどを通して、より一層大学生にコーチングを広げるための活動をするようになる。現在はCTI  JAPANの応用コースである、プロセスコースを修了。また、最近は新潟市の岩室という温泉地帯のシェアハウスに移住し、近くに住む80歳のおじいちゃんに教えてもらいながら、自然農(農薬を使わない農法)も実践中。人の想いを聴くことや、温泉でのんびりすることが好き。逆に苦手なことは手先の器用さが求められるもの(笑)。

今回はこのプロジェクトを通して起こった変化、そして今後の自分の展望について書こうと思います。

これまでの僕の活動

僕は本当に運が良いと思っていて。
父親がコーチで、そのつてで高校時代にコーチングを受けて、
たくさんの素敵な方々に出会って、
人生がどんどん生き生きしていって。
そしてこの一年も、そのコーチングを自分も学ばせてもらって、そしてまたたくさんの素敵な方々に出会わせてもらって、認めてもらって、
どんどんありのままの、自分らしい生き方をしていけるようになっていると感じています。

だからこそ周りで
「やりたいことがわからない」
「何かしたいけどどうしたらいいか分からない」
「働きたくない」

といった、
きっと自分がコーチングに出会わなかったら、同じようなことを言ってたなーと思うような人達を見て、
「コーチングを自分の人生を豊かにするための、選択肢の一つとして知って欲しい…!」
という想いで活動をしてきていて、このCTIでの大学生インターンもその活動の一つでした。

やっていく中で、
(僕自身もそうでしたが)若いうちにコーチングに出会うことによるインパクトの大きさを本当に実感しています。

実際に、
「コーチング本当にすごい!」
「コーチングのおかげで救われた!」
「教えてくれてマジでありがとう!」
などと興奮気味に僕に言いに来てくれる人がたくさんいて。
その度にものすごく幸せな気分にさせてもらってます。(協力してくださったコーチの皆さんが本当に素晴らしいおかげです!本当にいつもありがとうございます🙇‍♂️)

その一方で、実はやり始めた当初は、
協力してもらうコーチ達に申し訳ない気持ちが大きかったんです。
だって皆さんお忙しいのに、
その貴重な時間を割いて、
とても正規のお金を払えるほど経済的余裕のない学生を紹介して、
ボランティアとかでやってもらって。
学生にとっては良いかもしれないけど、コーチの方々を搾取しているような気持ちでした。
だから、他の活動でもコーチのキャパは超えないように、あんまり大学生を紹介しすぎないようにしていました。

実際に大学生向けのコーアクティブ・コーチング体験会を開いてみて

でも今回のプロジェクトをやっていく中でそうじゃないということを感じるようになって。
実際に大学生向けのコーチング体験会を開催してみて、
会の終わりに大学生だけじゃなく、大学生に対してコーチングをしたコーチ達もイキイキとした様子でいることに気づきました。

終わった後の感想シェアの時間でもコーチの方々が、
「自分もエネルギーをもらった」
「未来に希望を感じた」
などと
すごくイキイキとした様子で感想として言ってくれたり、
「自分もコーチングにもっと若い時に出会いたかった。だからこの活動はとてつもなく意義のある活動だと思う。」
といった話をしてくれる方がいたり。

そんな姿を見て、
「コーチングで若い人に貢献したい」
「若い人にコーチングをすることで自分も希望やエネルギーをもらえる」

といった大人の方々がたくさんいることが分かってきました。

人(自分)のリソースを活かし切りたい

だったらもう遠慮なんてしてないで、
もっとたくさんのコーチと大学生を繋げたい。
そうすることで、
大学生にとっては
自分のエネルギー(リソース)を使って、ありのままの人生を探ることのできる場
コーチにとっては
持っている力(リソース)を若い人達のために発揮できる場
をつくっていきたい。
そんなお互いのリソースを活かし切って、それがお互いに影響しあって、お互いにエンパワーされるような、そんな場を作っていきたい。

これは、今のこの「コーチ」であり、「大学生」でもあるという自分でないとなかなかできないことだと思う。
そのリソースをフルに活用したい。活かし切りたい。
そんなことを今は思っています。

短い間でしたが、
体験会を開いて集客するだけじゃなく実際にリードさせてもらったり、
こうやってnoteで考えていることを整理させてもらったりといったdoingだけじゃなく、
CTIの皆さんや、協力してくれたコーチ達、そして同じインターンのやんちゃんといった、
一緒にプロジェクトをやらせてもらった皆さんのbeingからもたくさんの影響を受ける、
そんな素敵な体験をさせてもらいました!
ありがとうございました🙇‍♂️

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