中庸を考える 東洋思想とアリストテレス【予告】
中庸はとても大切な徳である。
方々からの批判にさらされている徳でもある。
アリストテレスから考えて、約2,500年批判にさらされ続けて今なお議論されているとは素晴らしいことだと思う。
前置きはこの辺にして、ツイッターで釜田エイさんから「東洋思想の中庸とアリストテレスの中庸について考えよう」とお話をいただきました。
釜田エイさんからの質問にぼく智葉哲三が答えていく、というスタイルで進行します。詳細は下段にある釜田さんのブログもご参照ください。
本企画での参考図書
今回ぼくは2冊の参考図書を片手にこの企画に臨みます。
もちろん自分なりの考えも加えますが、基本を見直すことは大切ですね。
大学の卒業式で美学の教授から言われたことを思い出します。
智葉くん、文献にはこれからも謙虚に向き合うんだよ。
おごった態度で向き合うと学びも発見も止まるからね。
卒業式に向けられた言葉としては厳しいですね。
しかしぼくにとって大切な言葉となりました。
参考図書1『アリストテレス全集13 二コマコス倫理学』加藤信朗訳 岩波書店
中庸についてアリストテレスが述べている『二コマコス倫理学』を中心にします。
大学の卒業論文以来の登場です。本棚から発掘しました。
参考図書2『アリストテレスの倫理思想』岩田靖夫著 岩波書店
大学生だったころ、倫理ゼミの教授からおすすめされた本。
またお力をお貸しくださいませ。
(古本で8,000円くらいでした。大学3年生21歳のぼくは震えながら買ったことを覚えています。この本のおかげで、本の価格に対する抵抗が柔らぎました。)
釜田エイさんのブログ。中庸を考えるについての骨格
さてさて、本企画の骨格は釜田エイさんがまとめてくださってます。
ぜひリンク先の記事もご参照ください。
釜田エイさんのツイッターアカウント
東洋思想について真面目に発信されてます。
たまにでてくるボケは必見です。
思想や哲学を面白おかしく、エンタメ的に広めていきたいという同志です。
おわりに
中庸について、東洋思想とアリストテレス、どんな違いがありどんな共通点があるのか、対話を通して見つめていきます。
ご声援いただけると、大変喜びます。
釜田エイさん、よろしくお願いいたします!
おまけ 釜田エイさんとの別企画
哲学や議論にゲーム性を持たせたい、だけどディベートみたいに批判の応酬はしたくない。ということで、「反論なき討論」というゲームも考案されてます。
先日ぼくも参加しました。敗北しましたが、「居酒屋で焼き鳥を串から外して皿に盛るのは是か非か」というマジどうでもいいテーマで真剣に討論してます。
Twitterでできるゲームを模索しております。ゲーム設計も進行中です。ぜひ、ご興味ある方はお声がけください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?