School Hunting: vol.3 出願
出願書類:出願書類はどの学校もほぼ同じです。それは以下の通り
1.アプリケーションフォーム
2.GPA(学部での成績平均値の証明)
3.TOEFLスコア
4.GRE・GMATスコア
5.履歴書
6.エッセイ(自己推薦文)
7.推薦状3通
8.銀行残高証明(学生ビザ発行に必要)
これら全てを集め、出願します。僕の場合、出願後にもTOEFLを受けていましたが・・・。
GPAについて:2のGPA(Graduate Point Average)について、少し説明を加えておきます。
GPAはその名の通り、卒業成績の平均値です。アメリカの大学では成績はA,B,C,Dで表されA=4、B=3、C=2、D=1という点数がつきます。その点数を単位数にかけ、その合計得点を総取得単位数で割った数値がGPAになります。
つまり4単位の科目でAを取り、3単位の科目でBを取り、2単位の科目でCを取り、1単位の科目でDを取った場合のGPAは、
(合計得点)÷(総取得単位数)となるので
(4×4+3×3+2×2+1×1)÷10=3
つまりGPAは3.0になります。
このA,B,Cが日本で言う優,良,可に当たります。ちなみに不可はアメリカ方式ではカウントされません。このGPAはどの学校でも、3.0前後が要求されます。
エッセイについて:恐らくこれが、合否決定の際、最も重要視されてきます。今後出願する方がいるとしたら、これが自分のアピールの場だと考えてください。僕の場合、水泳部での経験から今後の自分の目標などを示し、自分を売り込みました。その点、僕はアメリカの大学院受験は「受験」というよりも、「就活」に近いものを感じたのです。「自分にはこんな能力がある」とか「自分がこの学校に入ったら、こんなことが出来る」といった強気なアピールが必要だと思います。ここで余り謙虚にいっても、アメリカ人にはかなわないかもしれません。少々図々しいくらいが丁度いいのではないでしょうか。
もちろん英語で書かなければならないので、多くの人は添削サイトなどを利用しているようですが僕は自力でやってしましました。つたない英語でもやる気は通じるだろうと・・・。でも、最終的には知り合いのネイティヴの先生にチェックしていただきました。
推薦状について:推薦状はどの学校でも3通程度は要求されます。僕は水泳部の監督、ゼミの先生、教育実習での担当教諭に依頼しました。先生方にもお忙しい中、自分のために時間を割いていただかなければならないので、早めに依頼しておきました。みなさん快く引き受けてくださって、非常に助かりました。見ていただけるかわかりませんが、この場を借りてお礼申し上げたいと思います。
推薦状は、出願者の人間性を確認するためのものだと思います。ですから、出来る限り幅広く様々な面での関係者に依頼するのが良いと思います。僕のようにスポーツ関係の大学院への推薦状を依頼するのなら、まずスポーツ関係者、学業面の関係者、そして社会人の方であれば上司の方などに依頼するのが良いでしょう。
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出願:書類が全て揃ったらいよいよ出願です。最終的に僕が出願したのは
1.University of Texas at Austin
2.Indiana State University
3.Cleveland State University
の3校でした。3校とも「online application」でしたので、個人情報などは全てコンピューターで登録しました。そしてapplication fee(受験料)もコンピューターからクレジットカード引き落としが可能です。
これらの手続きが完了したら、頑張って揃えた書類を不備がないかよく確認して、志望校のオフィスへ郵送します。
ここまで来たら、あとは祈って待つのみです・・・。結果は天のみぞ知る!!
(注:これは2005年留学当時の記録です)
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