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どうする野党!

一度決めた総裁選も延期し、緊急事態宣言やコロナ対策もかなぐり捨てて、自党の若手議員は少々のたれ死んでも自分の政権を守ろうという、強い意志を見せた菅さんだが、党内の強い反対で潰され、更に異例の総裁選直前の三役交代も出来ずに総裁選辞退。
選挙前の党利党略は、中曽根さんの死んだふり解散などよくあるが、これは党利党略ですらなく仲間を犠牲にして生き残りを図る「個利個略」。
こういうことを許しては、中国やロシアのような権威主義国家になるところだった。
ここに至って漸く自民党も保守党らしい一線を守った。
ギリギリの一線で身を引き、党を守る選択をしたとも言え、菅さんは総理辞職後は、同じ神奈川出身の河野か小泉の後見人役にでもなって、影響力を保持する道も残した。
一方気になるには、二階幹事長のこれからの巻き返しの動きか?

いずれにせよ、このままでは9月は自民党総裁選一色になる可能性が大きい。

野党はメッセージ発信が求められる。

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