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ドラマ「silent」が最高すぎて語りたい

2022年12月現在、私の脳内はもっぱら
ドラマ「silent」でいっぱいである。

相棒に薫ちゃんが帰ってくるとか、科捜研から呂太くんがいなくなっちゃうとか、そんなドラマウォッチャーにとっての重大ニュースばかりの秋ドラマたちを差し置いても、silentのことばかり考えてしまう。もう自分でも無意識のうちに考えてしまっていて笑っちゃうくらいだ。


毎週木曜22時にこのドラマをリアタイで観るために1週間を過ごし、毎話ほぼ必ずラストシーンにかけて号泣して、それからTwitterで考察だの感想だのをひたすら見漁って共感して発見して、もう一回観てまた泣いて、が10月、3週目にしてルーティンになりつつある。もう毎日このドラマのことしか考えられない。
紬も想も湊斗もみんなみんな幸せになってほしいよ〜〜〜が口癖になってきた。みんながそれぞれの方向に優しいから余計につらくてくるしい。


最高のドラマすぎてもうすでに最終話を迎えたくありません。ロス確定よ。
毎話終わるたびに、話が展開した嬉しさと同じくらい最終話が近づいている寂しさが増してきて、複雑な気持ちになってきている、、、。


キャラクターもストーリーも音楽もカメラワークも全部語りたすぎるのだけれど、皆さまご承知のように、何よりも脚本がすごすぎるのだ。

坂元裕二作品ブチ刺さりタイプの人間なので、現実世界と地続きであることを感じさせる固有名詞そのものに、余計にクルものがある。

伏線回収じゃん!!!とすぐ騒ぎたくなる大衆(わたし含む)をよそに「伏線を作ろうとは考えてなくて」と仰る生方さんに尊敬の念がまた沸々と湧き上がるばかりです。

私のいちばんの憧れの人は、昔から赤羽環(辻村深月作「スロウハイツの神様」に登場する脚本家)だったので、将来は脚本家になりたいなぁと思ったこともあった。だけど「書く」ことはいくらでも出来るのに「書き切る」ことが、私にとってはあまりにも大変すぎて挫折した。本当に脚本家さんってすごい。個人的になりたい職業ランキング1位かも。


追記(2023年1月)
ドラマが終わってすぐ、Blu-rayBOXを予約した。そんなことするのも初めてのドラマだけど、ディレクターズカットって言われたらねぇ。買っちゃうでしょそんなもん。
新社会人になってからの楽しみが、ひとつ増えました。

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