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【暴露】ボイトレって、嘘が多い話

ども〜ふぁんとむです。

なんだか過激なタイトルにしちゃってますけど、
歌がうまくなりたい人にはぜひ知ってほしくて、こんな感じになっちゃいました。汗

ただ決して、釣り記事とかではなく、本当のことなので、よかったら最後まで見ていってください!
※この記事は、音大やテノールというクラシカルなワードがならびますが、ポップスの方にもあてはまる内容になってます。


ふぁんとむ自己紹介

音大を出て、大学院を出て、芸能事務所でもボイトレして、10年以上歌をやってきました。
もともとは本当に声が出なくて、超劣等生
高音、声量、声枯れ、裏返り、全て経験して、あまりの悔しさに「自分は壊れた楽器だ」と思ってた時代さえありました。今思い出してもほろ苦い。。。

声がでるようになったきっかけ

そんなぼくが成長できたきっかけとは
なんだったのか…
これは是非みなさんに知っていただきたいです。

きっかけはある出会いでした。
ほろ苦いビターな日々を送っていた僕の前に
現れたひとりのテノール歌手。

彼の声は燦然と輝く声質で、
その高音は聴く人すべてを
「すげぇ…」と思わせる真のテノールです。

僕は迷わずに彼のレッスンを申し込みました。
一縷の緊張も抱きつつ、、、
(見た目もちょっといかつかったし、、)

声が出るようになる練習を教わった

彼に教わることは、
すべてがイタリアの伝統に基づいたものでした。

というのも、
彼の師匠たちもイタリア人。
師匠の師匠は、あの有名テノール。
兄弟弟子にはあの有名テノール、

という由緒正しい感じの系譜に
僕も触れることができたのです。

中には聞いたこともある人が
いるかもしれませんが、
「ベルカント」と呼ばれる歌唱は
イタリアが発祥で、
それは、現代のボイトレの源流
ともなる部分なのです。

なんでベルカントはそんなにすごいのか

ベルカントっていっても
それはオペラのためのものでしょ?
少し知ってる方なら
きっとそう思われるでしょう。
しかし、
その歴史を紐解くと
実はそうでもないんです。

ボイトレというのは、
もともと中東の発声法がベースになっていて、
それが15世紀ころスペインで
一度流行したあと、
16世紀になってイタリアで体系化されるのです。
それが、
オールドイタリアンスクールメソード。

あらゆる学者や指導者たちが
研究に研究を重ねて生まれたそのメソードは、
その後何百年にわたって
素晴らしい歌手たちを輩出。

その結晶が「ベルカント」なのです。

20世紀にはいっても、
たくさんのかしこーい方々が研究をかさね、
さらに画期的な理論や、
再現性100%ともいえる練習が生まれました。

なぜ、100%かというと、
それらは音声学や解剖学的に
研究が為されたからそう言えるわけです。
先人たちは、
「声帯があって、喉頭があって、
筋肉があり神経があり、
これがこうなるからこうなる」という理屈を、
研究してくれたというわけなのです。

現代ボイトレは間違った流派にあたる

数百年にわたり、
素晴らしい実験や研究がされてきた
にも関わらず、
なぜ、ぼくが「ボイトレって嘘が多い」
なんて書くのか?

それは、
間違った流派が生まれてしまったからなのです。

ガルシアという
19世紀の最先端とされたボイストレーナーは、
「もっと効率よく」「もっと早く」
ということを念頭において、
学者的理論ボイトレの
大事そうな部分だけを抜き取って、
それだけをやるようなメソードを流布しました。
でも、その抜き取った部分にこそ、

本当に大事なことはあったのです。

学者的ボイトレと現代ボイトレのあきらかな違い

抜き取った部分とはなんだったのか?
それは
地声と裏声をそれぞれ別に鍛えるということ

これを抜きにして声を混ぜてしまっては、
様々な不具合、デメリットが生じます。

例えば、
のびる高音に限界がある
声量がでない
裏声がでにくくなる
劣化が早い

などです。
現代では、地声と裏声を鍛えずに、
すぐ
「裏声を混ぜていこうね」
「それがミックスボイスだよ」
というようになってしまっています。

これが、ガルシアの大きなミス。
流布して50年が経とうとする頃に
自身の過ちをガルシアも認めたのですが、
それが世間に広まることはなく、
訂正されることもなかったのです。

だから、
私たちは間違ったボイトレを続けてしまい
いつまでも声が改善せず、
いわばボイトレ難民となってしまっているのです。

間違ったボイトレは他にもある


ガルシアの過ちだけでなく、
ショービジネスとして
早く人材を育てようという観点から、
腹式呼吸や鼻腔共鳴などのボイトレ概念も
生まれました。
しかし、
これらで声がいきなり出るようになるのは、
喉の状態がある程度整ってる人だけ。
そうでないひとは、
これをいくらやってもうまくいきません。

また、
喉が整ってる人でさえ、
先に言ったデメリットというのは当てはまり、
劣化が早いのです。
学者理論ボイトレによれば、
年老いてもなお、
若々しい声が本来は出るはずなのです。

解剖学、音声学の見地からも
横隔膜への不自然な意識、制御
(つまり腹式呼吸など)は
喉頭の自由を妨げるとされており、
声にいいことはないよ
というふうに書かれています。

また、鼻腔共鳴というワードも
流行っていますが、これも、
喉の環境が整えば自然に出るものであり、
誰でもできるものではないのです。

つまり、鍛えられた喉による結果なのです。
練習として取り組むものではありません。

どこまでいっても、
地声と裏声をそれぞれ鍛える、そして混ぜる。
これに尽きるのです。

これは、オペラなどクラシックに限らず、
ポップスやロックでも同じです。

喉というのは、
鍛えられれば鍛えられるほど、
あらゆる音色が出せるようになり、
喉も痛めにくくなるのです。

だから、優れた喉からしてみれば、
ジャンルなどというものはありません。
僕たちが目指すべきは、
そんな喉を作ること=鍛えることなんですね。

具体的にはどんなの?

たくさんあるので、
ここで紹介はしきれませんが、
柔らかい裏声を出すことや、
平べったい地声を出すこと
などで、
喉周りの筋肉が鍛えられます。

色んな音色を出すことで
喉は満遍なく鍛えられていく為、
すごくまとめていうと、
「普段出さないような声をだす」
これによって喉は鍛えられていきますし、
機能が高まって、
色んな歌声を何の気なしに歌えるようになります。

それらを学んで変わった僕

劣等生だった僕は、
そんな学者的ボイトレを学び、
喉を鍛えることをはじめました。

腹式呼吸や、腹圧呼吸、
ポジションみたいなことを散々やってもうまくいかなかったのに、
喉を鍛えることをきちんとやり始めてから、
音域も伸び、
ポップスもオペラも歌えるように
なってきたではありませんか。

手に取るように効果がわかるのは、
本当に嬉しかったし、
これはみんなに教えなくてはと思って
ボイストレーナーという道を歩んでいる、
そんなわけなのです。

でも、
ボイトレをしながら、
教えていくのだとそれなりに時間がかかります。
受講者もその分お金がかかります。
みんなに、これこれこういう本を読んでね!っていうのも、
結構労力を強いることになってしまいます。

ボイトレの新提案

そこで、

学者的理論ボイトレと、
・僕自身が見つけた「歌うまの方程式」の解説、
・そしてボイトレ練習音源を26種類


つけたものを今ストアーズにて販売しています
言い換えてみたら、
僕がボイトレで教えていることの概要をまるっとまとめた内容です。

僕のレッスンに来ていただくにせよ、
他の教室のレッスンに行くにせよ、
対面で教えていては、
全貌を理解するはやっぱり
何万円かかっちゃったりすると思うんですね。

でもこの教材、
今なら1980円で販売させていただいてるので、かなりコスパよく学んでいただけます。
音源付きなので、
これ単体で練習に励んでいただくこともできます。

何回も読み返せて、独習が可能な教材方式なら、コスパ良く、タイパよく、
たくさんの人に本当の情報を知ってもらえる。

そんな気持ちで、コツコツ作ってみました。
読んでいただければ、喉が向上していくだけでなく、
今後ネット上の間違ったボイトレ、
正しいボイトレにも気づいていけるはずですので、
それも含めてかなりタイパは
あがるかと思います。

是非一度ご検討くださいませ(^^)

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