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ヴィッセル神戸

  確実にチームは変わっている、誰もがそう思う試合だったのでは無いか。怪我人の復帰等の影響だけではない何かが着実に変化している。及ばない点はあるものの、最下位のサッカーではない。まだ腐っていない、まだまだここから、そんな気持ちの見えるサッカーだと思った。ファンの熱さも強く感じた。ゴール裏だけではなく左右どちらのスタンドからも響く手拍子や声援。これがホームだ、選手とファンのあるべき姿だ。もちろん勝ち点2を落とした悔しい引き分けではあった。ここまで勝利が遠いとなると、もう諦めたくなる人もいるかもしれない。ただ、今の札幌にとってこの内容で引き分けたことは、小さいかもしれないが間違いない一歩だ。8試合で0点だった勝ち点が1つ積まれた。あれだけ遠かった得点が生まれた。この状況を見て勝てなかったからと諦めるのか、またこの場所に足を運んで声を送るのか。再三言うが私は絶対に後者であり続ける。

  この展開でのアウェイ浦和戦、みんなで今日よりももっといい試合、もっといい結果を掴みましょう。札幌に残されているのは前を向いて進み続けること。ファンに出来るのはその後押しをすること。せっかくサッカーが好きで札幌が好きでいるなら、チームと一緒にこの窮地から這い上がろう。私は選手を信じているし、ゴール裏の後押しには状況を変えられる力があるとも信じている。今日勝利を逃した悔しさと、確実に歩んだ1歩を絶対に無駄にしないように埼スタで全てぶつけましょう。

  まだやれる、まだここから、みんな苦しいしみんな悔しい。ブレずに頑張ろう。

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