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そもそも音楽って裕福じゃないとできないのか


こんにちは、作家のmarieです。
私のことを知らない方が多いと思うので、
参考にお仕事の作品が聴けるURLを貼ります。

音大出身だと、
「恵まれてるよぉ」「育ちがいい」「やっぱり音大出てるから〜」
と言われるとことが多々あります。

確かに私の両親は優しかったです。そういう面では恵まれていたのかもしれません。
せっかく中学受験して、高校までエスカレーター式の学校へ行ったのに、途中で学校を変えることをすんなりOKしてくれましたし、何か1つ出来るととにかく褒めてくれる両親でした。
しかし、裕福な家庭だったかといわれると、決してお金のある家ではありませんでした。

・私立の中学になんとか入学してオーケストラ部に入りました。
楽器はもちろん買えません。学校の楽器を借ります。

・ピアノに通い始めた頃も、ピアノはもちろん持っていません。
家ではタッチの軽い安価なクラヴィノーヴァで練習するしかありませんでした。

・高校はYAMAHAのエレクトーンという電子オルガンに強い高校へ転入しました。
ですが最新機種は100万円近くするため、高校3年生の受験で必要になるまで買ってもらえませんでした。。買ったとはいえもちろんローン返済です。

・音大入学後も、年間200万という学費があまりに高額で、
闇の奨学金に助けを求めて4年間なんとかやりきって卒業できたものの、
恐ろしかな40歳前まで返済が続きます。

書いていて悲しくなってきた。。。。
私が可哀想ではなくて、親よ両親よ、よく頑張ってくれたよ。。
同じことが自分の子供にできるだろうか。。
ものすごく自信がない・・・。

でもこの不便さが、逆に『やるしかない』環境に立たせていたというか。
極端な話、民族音楽は祈りが必要な状況で生まれ受け継がれて今も残っていますし、
(高貴なものもございますが)
ブラックミュージックみたいに何か辛いことを音楽に変えて行ったり、
意外とお金がなくても根性で新しい物って生まれるものかもしれません。
料理なんかも同じで、お金がなくて必死な人の方がキャベツ1つで色んなバリエーションの料理作れたりしますもんね。
とにかくお金がなくても音楽は続けられます!
なぜ続けられたか次回に続きます。

(つづく)

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