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お巡りさんを見かけたら

警察と言う言葉を聞いたり、警察官を見かけたりする時にあるあるだと思うが、特にやましい事がなくても何故か緊張したり、ドキドキしてしまうのは何故だろう?

今日はそんな警察官と次男のたつのすけの話でちょっと可笑しかった事があったのでお話させていただこうと思う。

子供というのは大人とは違って警察官が好きなもので警察官を見かけると、

「おまわりさん、こんにちは。」

と挨拶をしたり、手をおでこの辺りに持っていって敬礼のポーズをして挨拶したりする。

警察官の方もそれを見て敬礼を返してくれたりするものだから、ますます喜んでまた警察官を見かけるのが楽しみになるようだ。

こういったやり取りは、見ている方も微笑ましい限りだ。


だが、最近というか昨日。

おいおい!やめてくれよ!というような事実が判明した。


いつものように、保育園にたつのすけを迎えに行った帰りだった。

自転車の後部にたつのすけを乗せ、家までの道を走っていた時に、小さいめの横断歩道があった。

そこに警察官が立っていた。

そして、その警察官の前を自転車で通り過ぎようとした時だった。

たつのすけが警察官に向かって

「おわまりさーん!僕は犯人じゃありませんよー♪」

と言った。

それを聞いて、警察官は笑った。


私は、顔が引きつった。

自転車で良かった。

歩いていたら恥ずかさと気まずさで、まともに警察官の顔が見れなかっただろう。
まぁ、自転車でも見れなかったけど。

その警察官からだいぶ離れたのを確認してから、たつのすけに聞いた。

「ちょっとー、なんでそうな事を言うのよ?」


「えっ?僕、お巡りさんを見かけたらいつもそう言ってますけど?」

知らなかった。

いつから彼は、あの微笑ましかった
「お巡りさん。こんにちは」
または、敬礼のスタイルから今回のトリッキーな事を言い出すスタイルに変更したのだろう?  

そしてそんな事を突然言われた、警察官の返答も気になるところだ。

「じゃあ、僕犯人じゃありませんよーって言うとお巡りさんはなんていうのよ?」

と聞いてみた。


「ちゃんとわかってるから大丈夫ですよー!って言う。」

と言っていた。

これが俗に言う刑事の勘というものなのだろうか?

警察官の方は息子が犯人じゃないとわかっていてくれていて親としては一安心だ。

優しい警察官がいる町に住めて良かったなぁとしみじみ思えた。



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