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【ユーモア】少し面白い人になるためのレシピ

ショックでしたよ。

与えられた仕事はミスなくやってたんですけどね。
「お前、真面目すぎてつまらんわっ」この言葉に心をえぐられました。

これは、僕が大学1年生の時の話です。

京都の料理屋でアルバイトしてたんですよ。

厨房にいたのはゴリゴリ関西人のUさん。

彼はお笑いが大好き。お店を明るい雰囲気で切り盛りしていました。

お店が閉店に近づくと、ガチャガチャ皿洗いしながらUさんの質問に答える
のが定番の流れです。

Uさん:「おいネテロ。大学で何の勉強してんの?」

ネテロさん:「哲学科なので、哲学ですね~」

Uさん:「へ~。恥ずかしい話とかして、アリスト照れすになんのか?」

ネテロ:「恥ずかしい話ですか!?(どういうこと!?)」

Uさん:「お前はボケがわからんやつやな~。真面目すぎやろ。」

今思うと、Uさんは大喜利的なことがしたかったんだと思います(笑)

毎度ボケを理解できなかった僕は、「真面目すぎてつまらないやつ。」という烙印を押されてしまいました。

「真面目ですね。」って言われると地味に傷つきますよね。
遠まわしにつまらないって言われてるようなもんですから。。。

バイト仲間には、先輩のYさんという方がいました。
ぶっちゃけ彼は態度も不真面目で、僕より仕事はできてなかったと思います。

けどYさんは職場の人に愛され、初対面の人とも話が盛り上がり、お客さんに好かれていました。

Yさんにはユーモアがあったんですよね。
気の利いた表現や面白い言葉選びで、いつも話しやすい雰囲気を身にまとっていました。

「あー、ユーモアがある人は豊かな人間関係を築けるし、人に求められる人間になるんだな~」

こんな風に僕はYさんを見ていました。
うらやましかったです。

Yさんは知的で面白く、職場を明るくできる力を持っていました。
彼の子供は、きっと面白くて愛される子に育つんでしょう。

僕はこの時、ある種の危機感を覚えたんですよね。

  • このままだと自分は出会った人に「真面目なんだけど、つまらない人」という印象を与え続けてしまう...

  • プライベートで一緒にいたいと思ってもらえなくなる

  • 僕の子供も真面目でつまんない奴になりそうだなぁ。

こんな風に考えていました。
危機感を感じた僕はビジネススキルとして「ユーモア」の勉強を開始します。
(真面目かっ)

さっそくグーグルで「ユーモア 講座」と検索すると、出てきたのは3万9,800円の講座です。

高い...学生の僕じゃ払えないよ。。。

無料でできたのは、お笑い芸人の研究。
「面白さ」には必ずロジックがある。このロジックさえ見抜けば必ず「ちょっと面白い人」になれる。

そう思って研究&実践を繰り返しました。
(ちなみに今でもお笑いを見る習慣は残っています。)

そして、気づきました。

ユーモアとは才能ではなく、後天的に身につく知識ゲーであると。

ユーモアの知識をつけてから、「ただの真面目な奴」という評価から「知的で気遣いが出来る人」というイメージに変わっていったのを目に見えて感じました。

面白い人と思ってもらうためには、才能は関係ありません。
相手を爆笑させる必要なんてなかったんです。

ユーモアは、知識です。

真面目でつまらないと思われてしまう人は、知識を取り入れてユーモアを身に着けるしかない。

真面目な人は愚直に仕事をこなせるスキルがあります。
構造さえ理解できれば、センスでユーモアを発揮する人を追い抜き「面白い人」と思ってもらいやすくなります。

このTipsでは、ちょっと面白くなりたい人に向けて、「ユーモアをロジックで理解する方法」を解説しました。

本書の構成

  • 【第1章】ユーモアの本質

  • 【第2章】日常でユーモアを発揮するための9つのテクニック

  • 【第3章】正しい自虐の使い方

  • 【第4章】ユーモアを発揮するためにやってはいけないこと

  • 【第5章】面白い出来事を発見するために

  • 【第6章】ユーモアを身につけるために必要なマインド

  • 【第7章】お笑い芸人のトークを研究する

注意点

  • このTipsの対象者は、「ユーモアを身に着けて、日々の仕事やSNS発信に活かしたい」と思う方限定です。

  • お笑い芸人みたいに爆笑をかっさらう技術は書いていません。

  • 本編は8,000字あります。

少し面白い人になるためのレシピを知って、豊かな人間関係を作るのに役立ててください。
ここからは、有料パートです!いってらっしゃい!

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