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ブロックチェーンのブロックとは?前のブロックの情報を含んだハッシュ値を持つ

ブロックチェーンのブロックは、複数の取引を含む情報の塊であり、前のブロックの情報を含んだハッシュ値を持つ。分散型ネットワークによって承認され、改ざんが困難で信頼性が高い。

ブロックチェーンのブロックとは?

ブロックチェーンのブロックとは、複数のトランザクション(取引)を含む、情報の塊(ブロック)のことである。ブロックチェーンは、新しいトランザクションが追加されるたびに新しいブロックを作成し、それらのブロックを連結していくことで構成されている。

各ブロックには、トランザクションに関する情報のほか、前のブロックの情報(ハッシュ値)や、自身の情報(自身のハッシュ値)が含まれている。このように、ブロックチェーンは、前のブロックと自身のハッシュ値を含むため、改ざんされると、それ以降のすべてのブロックのハッシュ値が変更されてしまうため、不正な変更を検知することができる。

ブロックは、分散型のネットワークにおいて、多数のノードによって承認される。一度ブロックに含まれたトランザクションは、改ざんされないため、信頼性が高く、改ざんが困難なデータの管理に適している。

ブロックチェーンのハッシュとは何?

ブロックチェーンのハッシュとは、任意のデータから一定の長さの一意な固定値(ハッシュ値)を計算する関数のことである。ブロックチェーンにおいては、各ブロックに含まれる情報をもとに、ハッシュ関数を用いて固定長の一意なハッシュ値を生成する。

ブロックチェーンのブロックは、前のブロックのハッシュ値を含んでおり、自身のハッシュ値も計算されている。この自身のハッシュ値を含めた連なりが、ブロックチェーンの一部となる。

ハッシュ値は、同じデータからは常に同じ値が生成されるため、データの改ざんや偽造を検知するために利用される。ブロックチェーンにおいては、一つのブロックの情報が改ざんされると、それ以降のすべてのブロックのハッシュ値が変わってしまうため、改ざんが困難であるとされている。

ビットコインとイーサリアムのブロックは同じ?

ビットコインとイーサリアムは、それぞれ独自のブロックチェーンを持っており、ブロックの構造や仕組みには違いがある。そのため、ビットコインとイーサリアムのブロックチェーンのブロックは異なる。

ビットコインのブロックは、先頭にブロックヘッダーがあり、その後にトランザクションのリストが続く構造になっている。ブロックヘッダーには、ブロックのバージョン、前のブロックのハッシュ、Merkleルート、タイムスタンプ、難易度ターゲット、Nonceなどが含まれる。

一方、イーサリアムのブロックは、ビットコインと異なり、トランザクションとスマートコントラクトの実行結果が含まれる。イーサリアムのブロックヘッダーには、ビットコインと同様に前のブロックのハッシュ、タイムスタンプ、Nonce、Difficulty、Gas Limit、Gas Usedなどが含まれるが、Merkleルートにはトランザクションとスマートコントラクトの実行結果を含むトライのルートハッシュが含まれる。

つまり、ビットコインとイーサリアムは、それぞれ独自のブロック構造を持っているため、ブロックチェーンのブロックは異なる。

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