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SpartaDEXについて

SpartaDEXは、2023年8月4日にArbitrum One上でリリースされた分散型取引所です。本記事では、その特徴や仕組み、利用方法を解説します。

  • SpartaDEXの特徴と利点

    • DeFiの特徴である流動性提供とそれに対するAPR(利回り)を上げるためにゲームをプレイする必要があります。つまりゲームに時間や費用を費やした人のほうが高いAPRを得られます。

    • 最初はAPRブースト2%スタートですが、ゲームを進めることで最大447%までAPRブーストを掛けられるようになります。

  •  Arbitrum Oneチェーンの追加方法

    • まずはArbitrum Oneチェーンをメタマスクに追加してください。

ChainList
  • Arbitrum OneでのガストークンはETHです。そのためEthereumチェーンからETHをArbitrum Oneチェーンにブリッジする or 取引所からArbitrumチェーンを選択して送金する必要があります。こちらのブリッジサイト(Arbitrum One)からETHをEthereumからArbitrum Oneに移行出来ます。https://bridge.arbitrum.io/?l2ChainId=42161 

Bridge to Arbitrum
  • SpartaDEXの利用方法

    • Arbitrum OneにETHの用意が出来たらSpartaDEX開始の準備完了です。

      • https://app.spartadex.io/ にアクセスしたらまずはPOLISと呼ばれる街NFTをミント。このNFTはガス代のみのフリーミントです。

PolisNFT mint

POLIS(街)の中には様々な施設があります。主な目的はこれらの施設をGem、Wood、Stone、Goldと呼ばれるアイテムを使って強化していくことになります。Gem以外のアイテムは時間経過で自動的に増えていきますが施設を強化することで1時間あたりに獲得できる数量が上がっていきます。

POLIS全体マップ
施設レベルアップ

なぜ、そんなことをして強化していかなければいけないのか?施設のレベルを上げたからなんだっていうのか。そんな疑問もあるかと思いますがそれはこのSenate(上院)のレベルを上げるためが全てと言っても良いです。 他の施設と異なり、Senate(上院)のレベルを上げるためにはアイテムだけではなく街のレベルが必要だからです。 そして、Senate(上院)のレベルを上げるとAPRにブーストが掛けられます。初期は2%のみですが、強化を続けていくことで最大447%ものブーストが掛けられるようになります。 これによって$SPARTAトークンを得る効率が上がっていきます。POLIS内の行動の全てはこのためにあると言って差し支えないでしょう。

Senate(上院)
  • SpartaDEXの目的

    • GameFi(BCG)の多くはゲームを遊ぶためにトークンやNFTを必要としていますがSpartaDEXは名前にDEXが入ってる通り、DeFiDEXとしての魅力(APRや深い流動性)を高めるためにゲーム的な見た目を利用するといった作りになっています。この考え方がDeFiKingdomsと似てると言われるところなのでしょう。

  • SpartaDEXの今後

    • これだけならプレイヤーが十分にAPRブーストを上げた後は他のDeFiやGameFiと同様に$SPARTAトークンが売られ続けることになるだろうと予想することが出来ます。

    • しかし、SpartaにはDEXよりも先にリリースされたSpartaPadというIDOプラットフォームも存在し、初IDOの$GSWIFTトークンは約48秒で売り切れ、現在(2023年8月5日時点)IDO価格の10倍近くで推移しており、初IDOは大成功と言っていいでしょう。https://launchpad.spartadex.io/                            https://platform.gameswift.io/

    • 恐らく、今後のIDOでは$SPARTAトークンも活用されていくことが予想されます。それが売り圧力軽減に役立てば他のDeFiと違った動きをする可能性もあります(あくまでも可能性ですが…)

  • 参加する上での注意点

    • あくまでもゲーム的な見た目をしているだけで、中身はDeFiDEXであり、実際にゲーム的な部分はほとんどありません。アイテムを使って施設のレベルを上げていくだけと言っていいのでゲーム的な面白さやクオリティを求める人には向いていません。

    • リリース時のロックドロップや今後のIDOで売り圧力軽減への工夫は見られますが、これまでも工夫した上でトークン価格暴落を避けられなかったプロジェクトは大量にあるのでSpartaDEXも同じ運命をたどる可能性は多いにあります。参加する際にはそのリスクを覚悟したほうが良いでしょう。

    • 現時点(2023年8月5日)ではスマートフォンには最適化されておらず機能しません。PCブラウザからのログインが必須です。



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