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夏休みというか夏枯れな雰囲気漂う暗号資産界隈

あくまで主観ではありますが、暗号資産関連で大きなトピックが見当たりませんでした。今週は中央銀行関連の会合があるようなので、それにつられて市場は動くかもしれませんが、逆に言うと材料がそのくらいしか見当たらない。

SECは控訴するのか?

注目のトピックとして一つ目はアメリカの暗号資産関連の規制に関する動きなのですが、まずはSECがリップル裁判に対して控訴するのか、というあたりでしょうか。

控訴したいんでしょう。たぶん。控訴して判決が覆る可能性について検証しているのだと思われます。ただ、控訴しても裁判で決着するまでにまた何年もかかります。そうこうしているうちに議会で変な法律が成立すると、裁判をやっている意味が無くなってしまうかもしれません。
単なる憶測ですがSECは民主党急進派の圧力を受けている可能性があるので、議会があまり明確な規制を決められない間は暗号資産業界に圧力をかけ続けると思われます。
日本の野党もそうですが、民主党急進派も信念があって暗号資産業界を攻撃していると言うより、共和党対抗のためやっている気配がします。
とにかく、SECは業界攻撃を続けなければいけないので、控訴して判決を覆す可能性があるのなら控訴するでしょう。プロパガンダとしては有効だと思われるからです。

市場の動き

市場の動きははっきり言って停滞と言っていいと思います。材料不足なのでしょう。ビットコインETFがどうなるか?というのはありますが、結論が出るまで時間がかかるので、1ヶ月2ヶ月で動きがでるかというとそれも今のところは見えていません。ビットコインの半減期はまだ先、NFTも新しいソリューションが出て来ているわけでも無い。ということで材料不足で上にも下にもあまり動かない状態です。
そもそも、7月後半から9月にかけて夏休み期間中なので、株式もそうですが、大体市場は材料不足です。ハードワークなアメリカのエリートといえども、バカンスは取るようなので、総体としていろんな動きが緩慢になっているようです。なので、市場も夏休み期間中となりそうです。そういうときは突然、意味も無く下がるみたいな動きは時々ありますが、取引量が落ちるために大したことない材料でボラティリティが上がっているだけということも有り得ます。

しばらくは夏休み期間中かも

多少のトピックは出て欲しいところですが、総じて9月前半くらいまでは夏休み期間中かもしれません。本命はユースケースが新たに出てくることなのですが、今のところあまり気配が感じられません。アメリカの政治的な動きはありそうですが、実は暗号資産界隈にとってはサブ的要素で、基本はやはり新たなユースケースです。
ライブなどのチケット、ゲームアイテムなどに利用できるNFTとか、使いやすいウォレットアプリとか、そういうものが出てくると良いのですが。SNS系あぷりで暗号資産のやりとりがペイペイのアプリの様に出来たりすると面白いのですが、SNSはサービスそのものでガタガタするので、それ以前の状態です。

ということで、トピック欠乏症の状況です。とはいえ、世界はそれでも動いているので明日は分かりません。ネタが降ってくることを願っております。

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