リリーズ・リリー

惑星から来たあの娘は
たどたどしく美しい言葉を
紡ぎながら話し掛ける
僕は嬉しくて
狐革のタンバリンを打つ
街のリズムに合わせて
あの娘はステップを踏む
華奢な體を震わせて
誰にも見えなくとも
二人は確かに煌めいていた
流れる星みたいに

読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします