陽炎の日々

世紀末キャバレーで
歌う不細工なシンガー
割れそうな夏の日に
揺らめく陽炎を抱いて
気違いになった道化師
誰も彼も僅かに
重なり合う事すら出来ず
忘れられて消えて逝く
変わる時代の片隅へ

読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします